30年近く写真のサークルで活動していた夫ですが、1つのサークルは3月で辞めたと以前書きました。
(オタフク紫陽花)
もう一つ、1年に4回位集まっているサークルがありますが、そこも夫は難しくなってきました。少しずつ認知症が進んでいるからです。
65才以上では5人に1人が認知症と言われている時代です。夫も今81才、半年前辺リからハッキリその症状が出てきました。
直近の事が記憶に定着しない、今まで出来ていたことに回路が繋がらない〜時間の流れ、見当が把握出来なくなってきたなど〜色々ですが。。。
(紫雲)
そんな中、写真のリーダーや仲間達が、最後の個展を開いたら?、手伝うから、と言ってくれて、秋に開くことが決定しました。
(マリア・カラス)
今まで撮りためている写真や、1度発表した写真も含めて沢山あるものの中から出すことになりましたが、今の状態ではとても1人では出来ないことなので、何て優しい仲間達なんだろうと感心しました。
(タイマツバナ)
何か趣味を持っている人はボケないとか聞きますが、持っていてもヤッパリ認知症は避けられなかったということですね〜これも「80の壁」ですね〜。。。
(カイガラソウ)
経験したことのない未知の領域にだんだんなっていくので、私としても多少心細さが出てきます。
日常生活もフォローしたり、秘書のように細かく気を使ったりしながら過ごしていますが、私の仕事も倍増、気の抜けない日々となっています。
そんな中なので、最後の個展となる日が秋にあるということが喜びになれば、写真の趣味の締めくくりとしていい終わり方ができるように思えます。優しいお仲間達のおかげですね。本当に感謝です。
何事にも終わりはありますし〜生まれた時から死へ向って歩みを進めている、ともいえますからね〜。
そんなこんなの日々が訪れている我が家です。