kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

先日の漢字三千年展では・・・

先日の「漢字三千年展」は、岡崎の美術館別館でつい先ごろまで開かれていた。もう数日前に終わったはず。四万字もある漢字の歴史。私達が習ったのはその中のごく一部の常用漢字の2136文字。常用漢字と今は言っているらしいけれど、私達が習ったときは当用漢字と言っていた。それすらも今はパソコンなどの時代で、読めてもなかなか文字を書くことが少なくなり書けなくなった。

 

(エビネが咲いて来た)

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甲骨文字から青銅器に書かれた文字の金文から現在の漢字まで、何千年も続く漢字の歴史は、いかに簡略化していくかの歴史なのだそうだ。そういえば現在の中国では簡体文字だ。私達が見学している時学芸員?の方が色々説明して下さった。ほんの少しだけ漢字のことについても学んだりしている私は、質問にも答えて下さるので、なおさら見甲斐があった。

 

(キャットミント、バラの横に植えている いい香りがする)

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鹿という文字を四つ書いて何と読むか、教えてくださった。その書の前で、鹿四つで「ソ」と読むという。鹿が群れで走っている時、一頭一頭の間はかなり間隔が空いているので、「ソ(疎)」のことを表すという。ナールホド(笑)。男という漢字三つだと「たばかる」と読む。ナールホド(笑)。後まだ教えていただいたのに忘れてしまった(笑)。そういう意味でも早く頭を整理しなくては・・・。

 

(そろそろ咲き始めたモッコウバラ)

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また、中国のただ一人の女帝、三大悪女として名高い則天武后が作った則天文字というのがあり、自分の権力を示すためや、好みの文字となるよう作られた漢字があるが、則天武后が失脚するとすぐに使われなくなり忘れ去られた文字という。その則天文字の拓本軸などもあり、その文字の一つは、日本で最も有名な水戸光圀の「圀」という文字で、これは中に八方という文字を入れ、縁起がいいとして作られた則天文字の一つ。権力につくと文字まで意のままに作る、ということは凄いことだ。

 

 (写真では見えないが、左胸に「不」という文字が刻まれている。何千体もある兵馬俑のなかでも7体しか「不」という文字が刻まれているのはないのだとか。制作集団の印なのか、個人の名前なのか、または全く別のことなのか、謎であるらしい。) 

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則天文字が使われたのは15年間の690年から705年くらいまでらしいのだが、それから千年後くらいの日本で使われるというのも面白い。書聖と言われる王羲之の書の拓本軸をみたり、銅製の盤や器に書かれた金文などを見学した。

 

(鼎 かなえに書かれた漢字  鼎は君主などの権力の象徴として用いられた)

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何よりも良かったのは、そこの売店で、日本の漢字学の大先生白川静(1910~2006)さんの「漢字の世界」という文庫本の1と2を買うことが出来たこと。専門的なことは頭を素通りだけれども、漢字の成り立ちなどがよくわかる。しかし、学問の世界はなかなか至難なものがあり、白川静先生の「口」という文字は神様に祝詞を入れるサイという器であるという「サイ学説」、呪術的な漢字の字源を全否定する説もあるようだ。

 

 

(拓本軸の真ん中のキズは元の石を修復して継ぎ足した跡という)

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どちらにしても、知識を得るのは喜びがある。最も、知識を得ては忘れ、得ては忘れの私ではあるけれど・・・(笑)。

 

ところで話は変わります。バフ ビューティーの茎に擬態しているんでしょうか、なんかシャクトリムシのような虫がいてビックリ。撮影したあとは捕獲処分しましたけれど・・・。どこにいるか分かりますか?(笑)。朝昼晩見回らないと(笑)。

 

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大敵ゾウムシが出始めた

首筋、肩の痛みも少しずつ取れてきて、あともう少しというところ。暖かいいいお天気になると、庭の植物達の顔をひとつづつ見て回ったりする。もう蕾をつけているメアリーローズやグラスアンアーヘン、ロココ、バフビューティーなど、なんて可愛いんだろう。まだ小さい蕾なのだけど、愛らしい。

 

(レナンキュラスが咲いて来た)

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そんなけなげに季節が来ると蕾を付けてくれるバラ達に、そろそろ来ています、大敵ゾウムシ。無農薬栽培だからか、我が家をゾウムシたちが食事レストランにしているかのように、気づかないうちに蕾の下の細い茎のあたりや、新芽の先端をやられ、カリカリ乾燥して枯れてしまっている。

 

 

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まだこれからのピークより数が少ないのか、現行犯を見つけてはいないが、少しずつ被害をもたらしている。これには本当に困ってしまう。見つけ次第手で取るしかないゾウムシとの戦いが、これから始まるのだ。

 

 

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今日の「趣味の園芸」ではナメクジの被害を避けるのに、鉢の中に銅線をクルリと回して入れて置いたらいいと言っていた。その上、縁の周りにアルミハクを置いていた。光るものがキライらしい。アルミハクは見た目がどうかなと、銅線だけは早速実践にうつしてみた。

 

(十二単アジュガと呼ぶらしいのだけれど、私は十二単としてインプットされている)

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ナメクジさんも、(ナメクジにはさんをつけてもオッケーだわ、バラにはそこまで悪さしないから)パンジーの花びらを食べる食べる・・・。よく日の当たる所のパンジーなのに、どうしてナメクジさんがいるのか・・・。時々鉢の下を見て見なきゃ。銅線の効果もどうなるのか様子を見てみよう。

 

(スミレ)

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木立ベゴニアやポトスなどの植え替えをした。

暖かくなるのは嬉しいけれど、これから色々な虫さん達と戦わなきゃ・・・

 

(ポトスを植え替えた)

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痛かった・・・・

桜見物も一段落、あちこちのお花見に行くことが出来て、この春のお花見は満足なうちに終わった。そうして浮かれた呑気な毎日を送っていたら、次にきたのは痛い日々だった。

 

(土手の花)

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火曜日、裏の土手に降りようと、フェンスの扉を開けて降り始めた。我が家の借景の裏は見晴らしがいい。土手にチューリップやスイセンが咲いているので、花ばさみを手に持ちながら降りようとしていた。その降りようとしたものは、脚立。脚立を階段代わりにしていたのだ。

 

(山桜)

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後ろ向きに降りて行くつもりで、一段目は良かったのだが、二段目で足を踏み外し、まるでスローモーションのように、右手に花ばさみを持ったままで仰向けに、脚立から90度横に落ちてしまった。下の土手までの高さは1.3mくらいある。

 

(ムスカリ)

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仰向けで落下したので、無意識に頭を首で持ち上げて、頭を打たないように落ちたようだ。ハサミを持った右手は上に上げたままで(笑)。頭を打ったりでもしたら、今以上に悪くなったら困りますしね、それとも衝撃で良くなったかしら(笑)。

 

ともかくそのせいで、右首の筋を痛めてしまい、スイミングで治るかと思ったけれど、背泳ぎもクロールも腕を動かすと右首筋と右肩あたりが痛くて無理。寝がえりも首が痛い。というわけで今、整骨院のお世話になっているのです(笑)。

 

(ボタンが蕾をふくらませている)

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私はまだまだ高齢者ではないけれど(ここのところ強調(笑))、高齢者の家庭内事故が70パーセント以上というデーターがあるように、それは本当かもしれないと自分が転んだことで思ったことだった。

 

(グラスアン デプリッツが蕾をつけている。 バラ達にはこれからゾウムシが大敵)

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仰向けに落下したのが良かったのか、下が土であったのも良かったことだし、骨折などせずに済んで良かった。一日毎に痛みは和らいでいるので大したことはないのだけれど、落下、転落事故など初めてのことだった。

 

浮かれた後は痛い日々(笑)。ちょっと痛みが治まるまでスイミングが・・・(+_+)。。

 

桜・・・散りはじめ

日曜日、ピアノコンサートに行った。開演時間を間違えていたので、会場入りするまでに時間が出来た。それですぐそばの御苑を散策することにした。もう桜も終わりだろうと思っていたのだけれど、枝垂桜や八重桜がまだ咲いていた。

 

(御所の八重桜)

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25度を越える汗ばむ良い天気の桜の下では、思い思いに敷物をしき、お弁当など食べてくつろいでいる花見風景がみられた。それもそんなに沢山な人出ではないので、人と花のバランスがちょうどいい。

 

 

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御所の入り口に人が入っていくのを見たので、近寄って行くと、中に入れるのが分かった。と言うのも、私が知っていたのは、春と秋の御所の内部の特別公開というのがあったので、その特別公開期間なのだろうかと思った。随分前、その特別公開に行ったりしたこともあるし・・・。

 

 

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けれど春季特別公開ではなく、昨年から火曜日から土日も毎日見学出来るように変わったのだという。海外からの観光客を、京都に取り込もうとする一環なのだろう。時間もあったので、私達も中に入り見学をすることにした。

 

(紫宸殿)

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きれいに手入れされた松の木の植え込みなどを過ぎ、朱塗りの柱の辺りも過ぎて行くと、広い空間の向こうにある紫宸殿は、清々しい清潔さと整然とした趣、日本的な簡潔な美しさの風情を見せていた。

 

 

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この間行ったタイの王宮でも、中国の紫禁城でも、ヨーロッパの王宮や城などでも、王宮といえば贅の限りを尽くした豪華絢爛な所だ。極東の端っこにある日本では、それとは真逆、むしろ質素な御所に見える。大政奉還までは、権威はあっても権力は持たなかったということも関係しているのだろうか。

 

(建礼門)

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日本的な美意識というのは、細部にこだわるのはもちろんだけれど、なにか付け加えていく美ではなく、不要なものを取り去っていく美のように感じられる。利休が広めた侘び寂びの世界もあるし・・・。信長がもっと長生きしてたら、安土桃山の豪華絢爛文化がもっと根付いたのではないだろうか、などとちらりと思ったりする。

 

(清涼殿)

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御所の毎日公開になってからは、外側から見るだけになっていた。以前は確か中に上がって襖絵やらも、高御座も見た記憶があるけれど、記憶が遠いのでどうだったのかな・・・。毎日となると、襖絵なども傷むので障子は閉め切ってある。一部がガラスで覗けるようにはなっていたけれど。

 

(我が家のチューリップ)

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コンサート会場には開演時間前に余裕で入り、ショパンラヴェル 、ドビュッシーの曲のピアノコンサートを聴き、心地よいひと時を過ごした。開演時間を間違えたおかげで、思いがけず目も耳も楽しめた一日となった。

 

(土手の桃  今年は遅かった これももう散りはじめ)

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桜・・・古都雅

昨日からいいお天気になり、桜に似合う青空になった。コーラスの練習帰りに、例年のごとく友達とお花見に繰り出した。今年は二条城へ行こうということになった。

 

(二条城)

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入り口には団体観光客や個人の観光客で行列が出来ていた。4人で行ったのだが、チケットの窓口で、友達が目ざとく市内在住の70才以上は無料、の但し書きを見た。友達はいそいそとバッグの中から保険証を取り出し、シッカリ手に持ち順番を待った。

 

 

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友達の順番になると、窓口のおばさんはろくに保険証に目をやることもなく、「70才からです」と友達の顔を見ながら言う。友達は必死の大声で「70です!」と叫んでいた。チケットのおばさんは保険証に目を落とし、友達の顔を見ながら「ハイハイ分かりましたよ」と言うようにチケットを差し出した。私達残りの3人は、クスクス笑いながらちゃんとお金を払ってチケットを受け取った。

 

(散り始めてはなびらの絨毯)

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日頃は1年でも、いやひと月でも1日でも誕生日が早い遅いの若さ競争をしているのに、「無料」の前には進んで年齢を叫ぶ女心の何やら可笑しさ(笑)。そして自分が若く見られたという嬉しさから、友達は終始上機嫌な1日だった(笑)。

 

そうして始まった二条城のお庭の散策、遅く咲き始めた今年の桜はまだ咲いていて、良いお花見日和になった。近くの神泉苑もついでに見て、9500歩くらい歩いた1日だった。

 

(神泉苑)

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翌日は別な友達たちと「漢字3千年」という催しを、美術館別館に見に行ったついでに、すぐそばの平安神宮のお庭に桜を見に行った。こちらもまだまだ見事に枝垂桜が咲いていた。少し濃い色のピンクの花々が枝いっぱいにこぼれ落ちるように咲いていた。

 

(平安神宮)

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連日の桜三昧、何て幸せなんだろう。京都特集などすると雑誌が売れるというけれど、古都の年月に磨かれた風景の中にある桜は、やはり美しい。何回見ても見飽きない。私は大好きだ。

 

 

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桜を見てこれほど喜ぶのは日本人だけだろうか。桜の花に人生を投影したり、散る花びらにさえ心情を託したり・・・。見事に咲き誇った花があっという間に惜しまれつつ散って行く、そういう潔さが日本人の心情に合うというのは言われてきていることだ。

 

 

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その昔は花と言えば梅だったようだが、今では花と言えば桜を指す。日本列島を北上していく桜前線を追いかけて、お花見の名所を訪ねたりする贅沢な旅は夢だけれど、今年もたっぷり桜を見ることが出来た。満足、満足(笑)。。あまり欲が深くなってはダメですね。今日は5000歩あまり。膝をケアしないと・・・・(笑)。

 

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桜・・・・花曇り

花粉症にまだ襲われている。クシャミと鼻。屑籠はすぐに満杯、ティッシュの山。もうそろそろおさまるはずなのに・・・。もう鼻がヒリヒリ。せっかくの桜の時期、花曇り、花冷えというように、そんな日が多い当地。

 

 (友達と花見弁当をする。  雨が降ったり止んだりの日 )

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イギリスの研究チームによると、2030年頃からミニ氷河期になるという。2000年頃には太陽の黒点が多く活発に活動していたのに、現在黒点は少なくなっていたりして、太陽が活発な時に比べると活動が鈍っているという。桜や桃の花が遅かったのはその流れか・・・・とか思ってみる。温暖化なのかミニ氷河期なのか、溢れている情報にふりまわされる。どっちなんだろう。。。

 

 

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「世の中は三日見ぬ間のさくらかな」と言うけれど、桜の花は午前と午後でさえも大いに変化しているのが分かる。三分咲きが五分咲きになったりして・・・。時期が来れば花開く植物のメカニズム。ソメイヨシノの寿命が60年と言われたりするけれど、戦後に植えられた桜が、そのうちパッタリと咲かなくなったりするのだろうか。南北に長い日本では、1月から初夏まで、どこかしらで桜が見られるという。

 

(丹波国分寺跡  田園の中にポツンとある。7世紀聖武天皇の命で各地に建立された。室町時代明智光秀の兵火により焼失、江戸時代に護勇比丘(ごゆうびく)により再建。  時代劇のロケに使われることもある場所という。)

 

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桜の時期の入学式。世界的には四月入学式は少数派のようだけれど、日本人にはなかなかこれは変えれない、変えたくないことであるのかもしれない。新入生達が、桜舞う下を歩いているのを見たりするのは、微笑ましいものだ。

 

(国分寺跡の桜)

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(即身成仏した護勇比丘の墓。生きたまま埋まり鉦の音が聞こえなくなったら息が絶えたと・・。椿の木が植えられている)

 

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桜・・・花に会いに行く

今年もいよいよ桜のシーズンが来た。今年は寒かったのでこちらの桜も遅い開花。いつもより一週間くらいは遅い。花粉症でグズグズいいながらも、お花見には行きたい。ええいっ、もううっとうしいからマスクも要らないと、マスクなしで、花粉に立ち向かいながらお花見に行く私。

 

(府立植物園)

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植物園と平野神社に行ってみた。植物園はやはりソメイヨシノはまだ早く、枝垂桜、ボケの花、レンギョウモクレン、椿などが盛りだった。桜はまだこれから週末くらいが見ごろになるのだろうか。園内をひとしきり散策して、ゆっくりとした時を過ごせた。

 

 

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平野神社では観光客がいっぱい。鳥居の向こうの枝垂桜は見事に満開。人が多すぎて人の頭が写真に入り込んでしまう。すばやくシャッターを切ったり。。。外国人も大勢ひしめいている。本殿の拝殿前では、何十人か参拝のために列が出来ていた。私も並んだら、すぐ前に外国人白人女性達が4.5人いて、賑やかに話をしていた。

 

(綿帽子の白無垢の花嫁姿のご両人が何故か植物園のしだれ桜の所を歩いていた。本当の花嫁さんだろうか・・・他の場所でも、派手な着物姿の二人を撮影しているような場面もあったし。この頃京都では外国人の舞子姿や着物姿で街を歩いているのが多いので、ついそう思ってしまう。)

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私と目が合ったりしたので、「where from」とブロークン単語しか言えない私だけど、聞いてみたら、コロンビア、アメリカ、メキシコ、ドイツ、スェーデンの方々だという。「へー」とワールドなお仲間達に驚いた私。自分達で仲間を自撮りしていたので、撮ってあげましょうかとボディーランゲージで言うと、撮ってとスマホを渡され、後ろにいた仲間も駆け寄って来て、みなさんをパチリと写してあげた。

 

(ボケ)

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私が手にお賽銭の10円玉を持っていたのを見て、「コイン」と言って財布を開いて、5円玉でもいいかと聞いたりして、みんなが手にコインを持った。ポンポンと柏手を叩く真似をして参拝の動作を教えたり、並んでいる間に日本語の挨拶言葉を伝授したり、チェリーは「サクラ」と日本語を教えたり、ちょっとだけの国際交流(笑)。

 

(平野神社  枝垂桜。   平野神社平安時代からこの地にあり、桜は60種400本あり、平野の桜と言えば有名、都の花見の名所)

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こんな時、英語がペラペラ話せたらどんなにいいかとつくづく思う。話したいことは沢山あるのに、単語さえなかなか出てこない。お賽銭も5円玉はご縁に通じて縁起がいいと言ってあげたいのだけれど、そんな難しい文章は出てこない。

 

 

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彼女たちは参拝しているところをビデオに撮ったりしていた。2列に並ぶので、私も彼女たちの仲間の一人と一緒に参拝をした。参拝をすませ、じゃぁね、と別れようとすると、それぞれ手を出してきて握手をしたり、何だか喜ばれたようだった。「have a nice  day!」と言ってその場を後にしたけれど、やっぱり英語が・・・。

 

(これは植物園の梅園。まだ咲いている)

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何回も英語の講座を受けたし、個人的にもひと月に一度、オーストラリア人に何年か習っていたことがあるのだけど、ものには全くなっていない。自己紹介ばかりで終わってしまう(笑)。語学の才能は無さそう。。。。と言うより、やはり使う目的が無いと、使うチャンスが無いと語学力は上がらないってことだと思う。

 

 

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今やもっぱら、ポディーランゲージが上達している私です(笑)。そしてまたこれが通じるので可笑しい(笑)。

 

(土手の桜 やっと咲いて来た)

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今年もまだまだ4月中は桜に会いに行くでしょう。今年もまた見ることが出来た嬉しさ。他の花とは違う、特別な花の桜。毎年そんな感慨を持ちながら見ている桜。夕方からシトシト雨が・・・・。