昨年暮れの水漏れ騒動から洗濯機故障など、暮らしに支障のあることが立て続けに起こったりしていた我が家だけれど、今度はガスレンジの強火のところが着火しなくなった。三口コンロなのだけれど、その一番強火のコンロは、何をするにもよく使っていたとこだった。十年以上は使っているコンロと思う。
(土手の水仙)
麺類を茹でているとよく吹きこぼす。鍋ものを作っていると、具を入れ過ぎて吹きこぼれてしまう。そんなことを繰り返してきているからか、着火部分に何か詰まってしまったのかと思った。何度も試してレバーを押すと、ガスの臭いだけする状態なので、とにかくガス屋さんに来て見てもらうことにした。
これは新しいものを買わねばならないのか、と頭の半分で思っていた私は、カタログで新しいコンロを見てみたが、かなり高い。四月からちょうど割引セールが始まるというのだけれど、安くても十万仕事にはなるなぁ、と胸算用・・・。いつもの私なら、すぐに新しいガスレンジをと、思うところだ。
(裏庭の水仙)
ガス屋さんは、埋め込み型のガスレンジのトップを取り外し、色々手直ししてくれたのだけれど、火種が飛びにくくなっているらしい。掃除などしてくれた後は、何とか反応してくれて、点火したりしたのだけれど、点火しにくいのは確かだった。
ガス屋さん曰く「ガスが出るのには支障はないから、チャッカマンで点けたらいいですよ、僕だったらそうしますよ」と言う。一か所だけの故障で、他の二口は大丈夫だからか、ガス屋さんは予想外にも、新しいものに買い替えを勧めず、チャッカマンでやれと(笑)・・・。私の頭の中では、ちょっと気が抜けたような・・・というのは、ガス屋さんはもっと買い替えを勧め、私が防御の構図になるのかと、思っていたから(笑)。
何て良心的なガス屋さん、気は進まないけれど、年金暮らしはお金が出ていくのも阻止しなければならないので、渋々しばらくチャッカマンを使ってみようかと・・・私も思った。
(タンポポの黄色が目に飛び込んで来る)
チャッカマン・・・ガッチャマンと混同して口に出してしまいそうな名前。私は使ったことないしぃ、何か怖いなあと気が進まなかったのだが、ガス屋さんが帰った後は、やっぱり点火しないので、そおそお、確かバーベキュウをしたときに買ってたはずだと、探した。
チャッカマンは使う時レバーがとても固い。怖がりの私は、ガスのレバーを押してもチャッカマンが点かない時ドキドキする。ガスだけ出ているのだから。ガスのレバーとチャッカマンと両手を使わねばならず、慣れない。
そんなたわいもないことでオタオタしながら、私は全身の力を込めてエイッという気合を入れてチャッカマンを毎回使っている。まぁ、2、3日経ったので、ちょっとは慣れてはきたけれど。。。。チャッカマンで使えるところまで使ってみましょう。
いやはや、ここへきて色々な物が故障しだしている。ホントに次は何かなと恐ろしい(笑)。次はその家の人間でしょう、ということもありか(笑)・・・うんうん有りそう、もう古くなっていますからね(笑)。当然だけれど、いつまでも壊れないというものは、この世に存在しないということ。永遠ということはない。人の体はもちろん気持ちも・・・かも(笑)。。。