夫は混声合唱団を11月で退団しました。80才、初めからの方で親しくしている方も83才で同時に退団。昨夜はありがとうパーティを我が家で開きました。
お寿司を取り、それぞれ持ち寄ったりして、3人の来客。賑やかな時間を過ごしました。
イタリアには4回行きましたが、そのうち3回は演奏旅行、夫の混声に私も混ざって行ったり、後の2回は女声コーラス花野の演奏旅行、こちらには夫がついてきました(笑)。あと一回は個人的旅行でした。
混声の演奏旅行では、アドリア海に面したペスカーラという街の教会で、モーツァルトの戴冠ミサ曲を歌いました。初めてのイタリアだったので印象深いものがありました。
グローリアを歌い終わると、聴衆がスタンディングオベーション!これには歌っている自分達が驚きました。教会の高い天井の下で歌うと、声も反響してやはりこういうところで歌うのが本来だなと思ったことです。25年前のことですけど〜。
普通のイタリア旅行ツアーでは、ペスカーラはなかなか行けない街ですし、アドリア海も見れません。海岸べりの道を、カッコいい男性がオープンカーで何台も走っているのが見えましたし、水兵さんの制服姿の人も見え、映画のような風景に見えましたね。
それからあと3回イタリアに行きましたが、ローマやバチカンにもその都度何度も(笑)。
初めてのイタリアでは、ヨーロッパの石の文明に圧倒されたのを思い出します。来客の面々共々、昔話しに花が咲きました。
混声の大きな行事には、助っ人で入ったことも何回か〜なので皆さんよく知った仲間。皆さんに感謝しつつ、30年近く合唱活動をしていた夫の生活に、一区切り付けました。
こうして少しずつ終活というか、無理のない生活になっていくのでしょう。写真の趣味はもう少し続けられそうですが〜。