kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

旅編11 またまたバンコク・・・3

ベンチャロン焼きツアー

29日火曜日はタイの祝日、御釈迦様の誕生を祝う日で、旧暦でやるので毎年日にちが違うのだとか。会社も学校も休みなので、家族みんなで今日はベンチャロン焼きのウェンディーのツアーに参加した。ベンチャロンとは五つの色を意味するタイの代表的磁器です。金を使って鮮やかな色使いのカップや壺など見たことあるんじゃないでしょうか。

 

(ベンチャロン焼き)

f:id:kameKiKu:20180605131708j:plain

 

集合場所のインターコンチネンタルホテルまでBTSで行く。BTSはとても便利。日本のようにICOCAカードのようなシステムなので、スムースだ。けれども改札を出ると、荷物検査の人が待ち構えている。まぁ、私の顔を見たら分かるでしょうからか、アッサリ金属探知機のような棒状の物で荷物をなぞられ、オッケーと通してもらえた。これは日本より進んでいる危機管理かもしれないですね。

 

(BTS、ホームドアもついていて安全)

f:id:kameKiKu:20180605132654j:plain

 

BTSに乗ると、私達を見るとすぐに席を替わってくれようとする。これには毎回感心する。私が物凄い年よりに見えるわけではないのですよ(笑)。そこそこ普通のシニアですけど、席を譲ろうとしてくれるんです。さすがに仏教国、年寄りを敬い大切にするという文化、日本のことを思い出すと情けなくなる。もちろん譲られたら「コップンカー」(ありがとう)と言って座りました。

 

ツアーには祝日なのでか参加者は子供連れが多くいた。バスが走り始めると雨がポツポツ降り出してきた。雨季なので、いつかは雨に遭うとは思っていたのだが、仕方ない。カッパも傘も準備はしている(笑)。一時間半くらい走ったんでしょうか、やがて着きました。

 

(ベンジャロン絵付け体験工房)

f:id:kameKiKu:20180605132801j:plain

 

f:id:kameKiKu:20180605132830j:plain

 

バスを降りると大きな読経の声がマイクを通してか、響き渡っている。ベンチャロン焼きの体験工房の向かいのお寺からのようだ。雨は止んだようだったが、緑したたるような入り口から中に入り、すぐに絵付けの体験が始まった。細筆で描いたりするわけで、まるで自信がない(笑)。

 

 

f:id:kameKiKu:20180605133021j:plain

 

それぞれの前に、ソーサー付きの蓋ありのカップが置かれていて、下絵の花の図案が描いてある。小さい小菊のような花だ。5、6色の顔料が用意されていて、各自思い思いに色づけをしていく。花の図案の間の空間に、自由に描いてもいいです、と言うので、私はゾウと釈迦像を描いたのだけれど、ひどい出来になってしまった。もちろん失敗したら拭き取れば大丈夫なのではあるが、思い切りのいい私は修正しながらも描き込んだ。

 

(メチャクチャピンボケながらこれ一枚しか撮らなかったので・・・ゾウのが私のです)

f:id:kameKiKu:20180605133049j:plain

 

空間に描き込んだ人は少なかった。みな図案を丁寧になぞって色付けに没頭している。私的には、綺麗に図案通り出来たのでは、何故か面白くない気がした。私のカップは、破調の絵を加えてキレイではなくなったけれども・・・・満足(笑)。。

 

(工房の中から外を見る)

f:id:kameKiKu:20180605133222j:plain

 

(お土産物屋の前にあるガネーシャ ヒンドゥー教の神で富をもたらすと、商売人から信仰をあつめているとか)

f:id:kameKiKu:20180605133121j:plain

 

描いた後は、自由時間を持ちながら、お昼をたべたり、お土産物のベンチャロン焼きを売っている店を見たりした。ベンチャロン焼きは、以前にも書いたのだけれど、二十数年前の最初のバンコク訪問の時に買っているので、今回は全く買う気がなかった。我が家の食器棚は満杯で、これ以上陶器類を増やすことは出来ないし、むしろ終活に向けて断捨離をしていかねばならないわけなのだから。財布のヒモの緩い私も、ここではキッチリ引き締めていた(笑)。

 

 

f:id:kameKiKu:20180605133151j:plain

 

お昼ご飯のことだけれど、このあたりにはレストランのようなものは全くない。屋台が二軒くらいあるだけだった。胃腸の弱い私は、何でもオッケーとは行かないので、息子の勧めで前の日にパンを買って持っていたが、息子家族はレストランでもあるかと用意無しなので、コンビニまでしばらく歩き、そこで買ってたべたのだった。

 

 

f:id:kameKiKu:20180605133351j:plain

 

雨は止んではまたザッと降り、また止むという風な一日だった。集合、解散場所のインターコンチネンタルホテルに帰り着き、この日は終了したのだった。

 

(毎朝四時半から五時頃の空は朝焼けが綺麗   部屋の窓越しに撮影)

f:id:kameKiKu:20180605133441j:plain

f:id:kameKiKu:20180605133941j:plain

旅編11 またまたバンコク・・・2

中華街 サンペーレン市場

月曜日、この日は息子と三人でサンペーレン市場へ。サンペーレン市場は中華街にある華僑がやっている店がひしめいている所だ。朝九時過ぎに到着したのだけれど、店が開いているか心配したが開いていた。

 

f:id:kameKiKu:20180604161033j:plain

(ドリアン タイでは見慣れない果物が沢山ある)

f:id:kameKiKu:20180604161222j:plain

 

昨年、土日マーケットのチャトゥチャックマーケットに行って、とても広い、沢山の店に驚きながらも、楽しかったので(夫がはぐれてしまう騒ぎはあったのだけれど)、また行きたかったのだが、今日は平日でそこは開いていない。

f:id:kameKiKu:20180605135642j:plain

 

中華街のこの市場にも昨年行き、布など私の好きなものがお安く手に入ったので、今回も買いたいと思い出かけたのだった。お供の男二人は別に興味もなさそうな店だらけの所だけれど、延々3ブロック位歩いてくれた。狭い路地の両側にびっしり店がどこまでも続いている感じ。そしてその狭い店の前でも、果物やら食べ物を台の上に置いて売っているので、通る度に除けながら歩く。早く言えば雑然ゴチャゴチャ。

 

f:id:kameKiKu:20180604161250j:plain

 

車を降りた場所が以前と違ったのか、お目当ての店がなかなか見つからない。3ブロック目をかなり歩いた所にやっと見つけた。でも、昨年は1メートル58バーツだったのに、今年は89バーツになっていてちょっとがっかりした。

 

(足を棒にして歩いて買った布)

f:id:kameKiKu:20180604161332j:plain

 

 

と言っても1バーツは大体3円ちょっとなので、1メートル178円くらいなので、それはそれは日本で買うよりはるかに安いのです。日本だと木綿服地でメーター安くても6,7百円はするし、ちょっとましなのだと千円を上回る物も多い。それで私には楽しくて仕方のない買い物となるのです(笑)。

 

(リボンとフリンジ)

f:id:kameKiKu:20180604161350j:plain

 

ただ待たせているお供に悪いので、じっくり見て買うことが毎回出来ないのです。上の布もウツカリして同じ柄の色違いになったりして・・・トホホです。お供の息子が居ないとタイ語で聞いたりできないし・・・。

 

f:id:kameKiKu:20180604161848j:plain

 

でも、持って帰るのにもそうそう沢山は買えないので、服地三点とレース地を一つ買った。レース地は、私が探しているものは無かったので、妥協して買ったのだけれど、家に帰ってきたら、もっとレース地は買ったら良かったと後悔(笑)。貧乏性なのかチビチビとしか買わず、後で後悔。この他手芸に要るリボンとかフリンジとかも安いので、必要なものを買った。布以外の店はあまり中まで入って見ていないので、よく分からないけど、何でも安く売っているのは確か。

 

(乗り合い軽トラ  今回は車移動ばかりでトゥクトゥクにも乗らなかった)

f:id:kameKiKu:20180604161730j:plain

 

f:id:kameKiKu:20180604161922j:plain

 

その後、JJモールへ。チャトゥチャックマーケットの隣にあるモールに行った。ここは建物の中にマーケットがあるので、炎天下にさらされずエアコンの効いた快適空間で買い物が出来る。でも、私はチャトゥチャックマーケットの方が好きだ。このモールはあまり人がいなかったです。

 

(モールの中) 

f:id:kameKiKu:20180604195444j:plain

f:id:kameKiKu:20180604195640j:plain

(ココナッツの器  下に敷いている物もタイの少数民族の織物)

f:id:kameKiKu:20180604162016j:plain

 

ここではココナッツの実で作った器に、まるで日本の焼き物にあるような彩色のしてあるものが目に止まったので、それを二つ買った。それからお菓子などを出す時器に敷いたりする紙ナプキン一枚10バーツのものを9枚買った。こんなしょうもないと思えるチマチマしたものを買うのが好きなんですね、私。

 

(タイの花や鳥の紙ナプキン)

f:id:kameKiKu:20180604162214j:plain

 

(モールの中のフードコートでお昼を食べた。  チャーハンを頼んだら間違いない 辛くないから(笑)  タイ料理は辛いので私は苦手)

f:id:kameKiKu:20180604195743j:plain

 

ワットタンマモンコル

この日の最後はワット。ワットタンマモンコル。ガイドブックなどに載っていない地味なワツトばかりに行っていますが、ここは1963年に建てられたもので、タイで一番高い仏舎塔があるワット。高さ94.78 メートル。比較的新しいせいかキレイなワットだった。最上階の釈迦像は翡翠で出来ているという。翡翠の緑色のイメージとは違い、黒っぽい色をしていた。ここには修行僧がいるらしく、少年のような若い僧が見かけられた。

 

(ワット タンマモンコン)

f:id:kameKiKu:20180604162419j:plain

 

(タイで一番高い仏塔 惜しいことに先端が入っていなかった(+_+))

f:id:kameKiKu:20180604162354j:plain

(凛々しい仏様のお顔  いいお顔  窓がステンドグラス。何か新しい雰囲気がする仏像とステンドグラスの組み合わせ)

f:id:kameKiKu:20180604162906j:plain

(別のお堂 敬虔な信者が拝礼している)

f:id:kameKiKu:20180604200316j:plain

 

f:id:kameKiKu:20180604200502j:plain

 

(翡翠の仏像 黒っぽく見えた  タイの仏像は明るいところに安置されている)

f:id:kameKiKu:20180604163054j:plain

 

一つのワットの中に、これ以外にも沢山の釈迦像が安置されていた。

 

(修行僧たち)

f:id:kameKiKu:20180604163115j:plain

 

バンコクは首都なので高層建築が林立しているし、地震もないので建物の大きいものが多く、都市としても近代的になっている。にもかかわらず街中の電線の配線が、実に雑でグチャグチヤなのが何回訪れても変わっていない。歩道に開いている屋台も、最近かなり撤去されたとのニュースはみたが、まだまだある。近代都市と古いものが混在している面白い活気のある街だ。

 

(見事?な電線)

f:id:kameKiKu:20180604163248j:plain

f:id:kameKiKu:20180604163344j:plain

f:id:kameKiKu:20180604163411j:plain

 

f:id:kameKiKu:20180604210606j:plain

 

タイの人は家で食事を作る習慣がないようだ。朝食も昼食も夕食も庶民は屋台やらで出来たものをビニール袋に入れて持って歩いている。汁物もビニール袋。タイ人のガイドさんに尋ねた時に、面倒くさいし手作り料理などしないと言っていた。

 

(朝9時半くらい)

f:id:kameKiKu:20180604163712j:plain

 

f:id:kameKiKu:20180604163732j:plain

 

f:id:kameKiKu:20180604163751j:plain

 

f:id:kameKiKu:20180604163918j:plain

 

(ご主人を待っている猫ちゃん  実は隣の自転車に繋がれている 居心地のいい方に飛び乗ったのかな  サドルに顔を置いて寝ていた)

f:id:kameKiKu:20180604163938j:plain

 

旅編11 またまたバンコク・・・1

ただいまぁーーー。またまたバンコクに行ってきました。指を怪我した後途切れていたブログ、再開です。2016年から毎年行くことが出来、以前と合わせて四度目の訪問となった。いやいや、こんなにバンコクを訪れるとは自分でも予想もしなかった。最近の三年連続訪問は、次男家族の赴任により生じたことだった。まぁ嬉しい予想外のことではある。いよいよ赴任期間も終了し、月末には帰国となったので、その前にちょっと出かけて来たのだった。

 

(ワット パークナム本堂) 

f:id:kameKiKu:20180604140241j:plain

 

度重なる訪問のせいか、バンコク好きになった私。今回は5/26から6/3までの雨季に訪問した。今までは冬の乾季に行っていたのだが、それでもスコールのような雨は降った経験がある。今回は雨季なのだけれど、スコールのような強い雨には遭わなかった。何回か雨が降って来たりしただけだった。それも長くは降らず、やがて止む。気温は33度とかあり、蒸し暑いので、街に出て歩くと顔から背中から汗かきの私は、服も濡れたようになるほどビッショリ(;^_^A汗をかく。

 

(壁面の絵)

f:id:kameKiKu:20180604140421j:plain

 

これほど訪れていると、バンコクの有名寺院、ワットは大体観光しているので、到着した翌日の日曜日、ワット パークナムに行ってみた。ワットパークナムはインスタ映えするワットとして、日本人の間で静かな人気だという。

 

(太い木の柱)

f:id:kameKiKu:20180604140448j:plain

 

始めに本堂の方から見学した。ワットに入る時は大体靴を脱ぐ。丸い大きな柱が何本も廊下の両側に柱列を作っており、重厚だ。こちらの本堂はいつごろからあるのか分からないけれど、タイのワットはどこも大体きらびやかに造られている。信仰心篤い人々が線香に火を点けて拝んでいた。小乗仏教国(今では上座部仏教というらしい)で、篤い仏教国としてタイ、ミャンマーなどは知られているほどに、人々の祈りの場面を見ていると、本当に敬虔だ。

 

 

f:id:kameKiKu:20180604140635j:plain

 

小乗仏教とは、出家して厳しい修行をした僧だけが救われるというもので、日本や中国、チベットなどは大乗仏教に入る。大乗仏教では、釈迦はすべての人を救う、という基本的な考えを基に教えが説かれている。確かに日本では、悪人であろうと「南無阿弥陀仏」と唱えさえしたら救われるという思想があった、親鸞の「悪人正機説」。

 

(お参りに来た人が線香にひを点けて御釈迦様に供えてお祈りする)

f:id:kameKiKu:20180604140721j:plain

 

タイ国民男子は一生の間に必ず僧になる。その期間は一週間だったり二週間だったり人それぞれらしい。というのも、その間働き手が家を留守にするわけなので、収入がなくなって食べていけなくなるかららしい。まぁ、柔軟な対応で出家の体験を続けているようだ。後日のツアーで付いたガイド氏は中学生の時、一年間出家したと言っていた。

 

 

f:id:kameKiKu:20180604140927j:plain

 

2012年に出来たという新しい建物の方に行くと、そこは5階建ての下の階は博物館のようになっていて、タイの歴史物や仏像などが陳列してあった。タイ歴では釈迦が入滅した時から始まっていて、今2561年となり、古い歴史を持っている。お店でお菓子などを買うと、裏に日本のように製造年月日や消費期限が書いてあるのだろうけれど、2561年とか書かれていると、「えー!」っとタイ暦を知らない時はビックリした。ちなみに日本では神武天皇の即位から皇紀2678年と言われている。

 

(ここでも絢爛豪華な柱)

f:id:kameKiKu:20180604141001j:plain

 

最上階にはグリーンのガラスで造られた仏舎利奉安塔と、その天井には仏伝図がえがかれている。このワットパークナムの大仏塔は、前国王陛下と王妃の72歳の記念として建てられたものという。この寺の故ルアンポーソッド師が新しい座禅瞑想法を説き、仏教徒の信仰を集める場所であるようだ。

 

 

f:id:kameKiKu:20180604141036j:plain

 

古色蒼然としたのが当たり前の日本の寺では考えられないような、色彩の鮮やかな仏舎利塔、そして天井のきらびやかさ。でも、私はここに限らずタイのワットが好き、どこもきれいでキラキラで、ありがたさが増す気がする(笑)。そして御釈迦さんの顔が綺麗なんです。日本でも、飛鳥仏など時代により顔がかなり違うが、タイの御釈迦さんの顔はどちらかと言うと細面でとてもいい顔をなさっている。ここでも、参拝した何人かのタイ人と思うけ人が、部屋隅で座禅を組んで瞑想していた。

 

(ガラスの仏舎利奉安塔  インスタ映えすると人気)

f:id:kameKiKu:20180604141736j:plain

f:id:kameKiKu:20180604141339j:plain

f:id:kameKiKu:20180604141507j:plain

 

この後「ミュージアム オブ サイアム」対話型博物館に行った。見物する人が引き出しを開けて中に入っているタイの歴史物を見たり、そんな感じのものが各部屋にあったのだが、私的にはそんなに感心はしなかった。昨年国立博物館に行ったのだが、そこは見るものが充実していたのを覚えている。

 

(ミュージアム オブ サイアム) 

f:id:kameKiKu:20180604141413j:plain

f:id:kameKiKu:20180604141439j:plain

f:id:kameKiKu:20180604141552j:plain

f:id:kameKiKu:20180604141624j:plain

 

またやっちゃった・・

夕ご飯の準備にキッチンに立っていた。雨で少し気温も上がらないので、お肉があるので、すき焼きにしようとまな板の上で食材を切っていた。菊菜を切っている時に「あ、痛っ!~」と、包丁が私の左手の人差し指の爪を切った。爪の端が切れて身が出たようになってしまった。

 

(アマリリス アマリリスの球根はどんどん増えています。でも植え替えしなかったので・・立派には咲かないかも)

f:id:kameKiKu:20180523210919j:plain

 

包丁はちょうどお昼のかたずけの時に、夫に研いでもらったばかりだった。何も私の爪で研ぎを試すこともないのに・・・。爪の端がはがれてしまったようになっているので、やはり血が流れて来た。手近にあるオロナインを塗り絆創膏を貼りながら、もう少しお野菜を切る予定だったのだけれど止めて、それですき焼きの出来上がりにした。

 

(マダム アルフレッド キャリェール  返り咲き)

f:id:kameKiKu:20180523211003j:plain

 

これはスマホのお助けを借りなければと、スマホで指爪のケガをみると、ケガをしたらすぐ心臓より上に上げて手をプルプル三分位振る、とある。そうすると血も止まると。絆創膏の上からも血がにじんででているのが分かる位だつたので、絆創膏をすぐ剥がして、プルプル手を三分くらい振った。空気に触れて少し痛いけれど、しばらくそうしてから、また絆創膏をした。確かに血は止まった。最近私はスマホ教、何でも分からないことはすぐ調べる。

 

(ニュードーンが開ききるとこんな感じ 雨もようだからかピンクに)

f:id:kameKiKu:20180523211034j:plain

 

手指のケガは料理をする者にとってはけっこう不自由なことになる。水仕事でばい菌が入ると厄介なことになるし、何かと手指を使うことは多い家事仕事。ばい菌が入っちゃいけないし、夕食の食器洗いは夫に依頼する羽目になった。お風呂はゴム手袋をして、何かとめんどうなことになってしまった。

 

(ノスタルジアも開き切ると朱色が多くなる)

f:id:kameKiKu:20180523211101j:plain

 

包丁でやはり調理中に指を切ったことは、今までにもあるのです。やはり左手で、親指だった。その時は切れない包丁でキャベツを切っていて、アッと思ったら親指の関節の下あたりを切ったのだけれど、白い骨が見えた気がする。親指の皮は薄いですから。でも、血は意外にもあまり出ず痛くもなかった。

 

(ウィリアム モリスが開き切ると・・・いったいどれくらい花びらがあるのか、重なりが見事  )

f:id:kameKiKu:20180523211137j:plain

 

下の息子がまだ高校生くらいで、日曜日だったので家にいたのだけれど、そのケガを見て、怖がって薄情にも慌てて二階に上がってしまったのを覚えている(笑・・・)。一晩寝てから翌日お医者に行き、何針か縫い合わされたのだった。

 

(ニュードーンの開きかけ)

f:id:kameKiKu:20180523211204j:plain

 

そそっかしいのか不注意なのか・・・でもまぁキッチン仕事には、ちよっとしたケガや火傷などは付き物だと思う。そんなことで、週末も忙しくしていたので、一日疲れを取ろうとボーッとしていた私だったのに・・・あぁーついてない。

 

(オルレアは種ができはじめました)

f:id:kameKiKu:20180523213933j:plain

 

怖いニセ警告

先日、「 Windowsのセキュリティーシステムが破損しています。○○秒後にファイルが消滅します」のような文字がパソコンに突然現れて、私はオタオタした。パソコンは使うだけの人で、ちよっとしたトラブルも、夫に「ちょっと来てー」と呼び、全て解決してもらうという私なので、いきなり出たこの警告に驚いた。

 

(夢乙女)

f:id:kameKiKu:20180521204430j:plain

 

その文字がパソコンに現れた時は、夫は留守だった。いやぁーどーしたらいいんだろうと、しばし考えたのだけれど、その文字を消すことも出来ないようになっていた。一つ二つ「はい」と言って進んでみると、何とかに同意する、というところがあり、横文字がずらずらずらーっとでているので、翻訳してみたりしたけれど、いやいや勝手に分からないまま変なことになったら大変と、そこでストップした。

 

(フランソワジュランビル  香りもいい)

f:id:kameKiKu:20180521204528j:plain

 

ラインで夫に連絡しておこうと、パソコンの状態を報告した。「そのままにしておくように」と言うので、夫が帰宅する間も、気が気じゃなく落ち着かない気持ちだった。

 

 

f:id:kameKiKu:20180521204558j:plain

 

試しにスマホで一応調べてみると、ちゃんとこのタイトルで出ていて、これが詐欺警告だと分かった。ユーザーにソフトウェアをダウンロードさせようという魂胆らしいのだ。。。それの消し方や対処の仕方とか書かれているけれど、ややこしい、私には分からない、とはなから私の頭には入らないようになっているので、夫頼みにしておいた。

 

(パローレ 花は15センチはある大輪)

f:id:kameKiKu:20180521204637j:plain

 

帰宅した夫はあちこち開きながら、その警告を画面から消し去ってくれた。こんな時、夫はありがたい存在になる(笑)。どーしてこんなややこしいもので騙そうとするのか、パソコンの怖さも感じてしまう。「○○秒後にファイルが消滅します」などと、恐ろしく相手を焦らせる警告、パソコンの「警告」とかは表現が怖い。

 

(ノスタルジア)

f:id:kameKiKu:20180521204717j:plain

 

けれどもまた、スマホで何でも調べることが出来る便利さもありがたい。困った時にスマホで検索すれば、大概のことはちゃんと載っているから、解決が早い。これはありがたい。

 

(ニュードーン  蕾が多い)

f:id:kameKiKu:20180521204757j:plain

 

今日も、買ったばかりのキャリーバックの鍵のかけ方が分からなく、思案にくれていた。あーでもない、こーでもない、とやってみたが分からない。キャリーバックの中に、使い方とか、鍵のやり方とかの説明パンフは全くない。仕方ないので、スマホで「キャリーバックのファスナータイプの鍵のかけ方」の動画が出て来て、一挙に解決した。本当に便利。

 

(赤胆紅心  これは次々長く咲いてくれる)

f:id:kameKiKu:20180521204832j:plain

 

上手く使いこなせれば便利な道具になるし、ウッカリすると、詐欺の餌食にもなるし、何事も用心が肝心ということか・・・。何でも疑ってかかり、すぐに信用したらダメってことでしょうね。

 

パローレが咲いた

バラの花のように華やかなイギリス王室の結婚式が執り行われた。イギリス王室は伝統と新しいものが入り混じっている。王子のお妃様は現代のシンデレラのようだ。

 

二月のバラの講習会で、参加者に配られたバラのパローレが咲いた。シッカリした苗だったので、枝も太く多く、そのままにしておいたので、五本位の枝先に蕾がついた。

(パローレ)

f:id:kameKiKu:20180519210719j:plain

 

パローレとはイタリア語のような語感だけれど、作出はドイツ。ドイツ語で「言葉」を意味するパローレという名前がついている。大輪で深紅のいかにもバラという形の咲き方。香りも弱いけれどもフルーティーの香りがする。その花の大きさといい、こんな大輪のバラは我が家に初めてのこと、入り口近くに置いているけれど、深紅の花を開くといっそう存在感を増している。うまく育てていくことが出来るだろうか、頑張らなくちゃ(笑)。

 

 

f:id:kameKiKu:20180519211225j:plain

 

 

淡いピンクの花ウィリアム モリスも、ニュードーンの柔らかい白と共にオルレアに入り混じって咲いている。

 

 

f:id:kameKiKu:20180520195614j:plain

 

人物の名前が付けられたバラは多いが、このウィリアム モリスもイギリスのテキスタイルデザイナーの名前からつけられている。

 

(私の好きなウィリアム モリス  柔らかな色合いがいい  これも強健)

f:id:kameKiKu:20180519210619j:plain

f:id:kameKiKu:20180519211340j:plain

 

(ニュードーン 耐寒性 耐病性に優れているらしい 淡いピンクがかった白が優しい)

f:id:kameKiKu:20180519210757j:plain

 

f:id:kameKiKu:20180520200948j:plain

 

イタリアのフィレンツェに行った時、自由行動の時に、ピッティー宮殿でウィリアム モリス展をしていて、私はそこで初めてウィリアム モリスを知ったのだった。植物、バラをデザインしたファブリックやインテリアの柄など独特で、とても素敵だ。時々パッチワークの布に、ウィリアム モリスのデザインの柄を使ったりすることもある。

 

(フランシス ブレーズ このバラも強健 繰り返し咲き)

f:id:kameKiKu:20180519212616j:plain

 

 裏庭ではナスの花が咲いている。本当に収穫出来るのだろうかと、自信がないナス育て。オクラも同じ時期に、プランターに二株植えたのだけれど、あまり成長していない。土が合わないのだろうか、暖かさがまだ足りないのだろうか。三本植えたミニトマトは、毎年植えているので自信があるのだけれど、他の野菜はどうなるのか・・・。まぁナスもたったの一株ですけれど・・・植えたといっても(笑)。

 

 (ナス)

f:id:kameKiKu:20180519211447j:plain

 

種蒔きをしたアサガオやひまわり、マリーゴールドの芽が出てきた。芽が出れば咲く日が楽しみになる。成長する植物からは、いつもパワーをもらっている。

 

f:id:kameKiKu:20180519211514j:plain

f:id:kameKiKu:20180519211539j:plain

f:id:kameKiKu:20180519211603j:plain

 

西城秀樹の訃報。昭和の思い出の人々が次々消えていく。コンサートに行ったわけでもなく、すごいファンだったわけでもないけれど、あの頃の歌は覚えている。いつもテレビに出ていた御三家と言われていた歌手たちの歌も、今ではみんなナツメロだけど、ザ ピーナッツ、橋幸夫、舟木和夫、そんな人たちの歌は今でも覚えていて歌える(笑)。昭和も遠くなりにけり・・・かも。。。

ランチドライブ・・・丹波市高源寺、 篠山城址

友達の弟さんがやっているイタリアンのレストランが、兵庫県丹波市にあるというので、友達四人連れでランチを食べにドライブの一日となった。幸い雨は降らず、曇りがちだが、まぁまぁのお天気。友達の運転で、軽の車が北へ走ったのだった。

 

(丹波市青垣の道の駅にある丹波布伝承館)

f:id:kameKiKu:20180518213317j:plain

 

兵庫県篠山市を通って行くのだけれど、篠山市は今、市の名前を丹波篠山市に変えたいと、揺れている。篠山と言えばデカンショ節。♪デカンショ デカンショで〰半年暮らす〰後の半年ぁ寝て暮らす〰アヨーイヨーイヨーイヤサ・・・♪丹波〰篠山山家のサルが〰アヨイヨイ 花のお江戸で芝居する〰♪と私でもおぼろに知っているデカンショ節。今の人は知らないかも・・・。その歌詞に篠山は丹波とある。

 

(このような布が丹波布)

f:id:kameKiKu:20180518213403j:plain

 

山辺りは丹波地域なのだけれど、市町村合併篠山市になり、隣の丹波市氷上郡の六町が合併して出来た新しい名前で「丹波市」となったのだった。どうもそのブランドの名前「丹波」が付いたことで、ややこしいことになっているようなのです。

 

(糸紡ぎ)

f:id:kameKiKu:20180518213425j:plain

 

丹波栗、丹波大納言小豆、丹波黒豆、丹波マツタケなど丹波のつく篠山産の美味しいブランド品が多いので・・・。丹波という地域は京都府兵庫県にもまたがっているので、京都も「丹波」ブランドをつけているし・・・。

 

(自分で紡ぎ染めた糸で手織りしているという)

f:id:kameKiKu:20180518213445j:plain

 

 

そんな篠山を通り抜けて、丹波市の青垣というところを目指した。青垣の道の駅に寄ると、丹波布伝承館という建物があり、入ってみた。一つの部屋では、数人が糸繰をしているのを見ることが出来た。絹糸と木綿糸を様々な木の皮や実で染めて、それを機織り機で手織りして出来る平織の布が丹波布という。なかなか渋い落ち着いた色合いの縞の布だった。

 

(レストラン「あれっと」)

f:id:kameKiKu:20180518213517j:plain

f:id:kameKiKu:20180518213539j:plain

f:id:kameKiKu:20180518213603j:plain

 

イタリアンのレストランは「あれっと」という。美味しい丹波牛を使ったハンバーグのランチコースにした。前菜から玉ねぎのポタージュ、ハンバーグ、デザートのケーキなど美味しくお腹いっぱいになった。ゆっくり腰を落ち着け話にも花がさいたのだが、せっかくここまできたのだから紅葉で有名な丹波屈指の臨済宗名刹、高源寺に寄ってみようということになった。

 

(高源寺)

f:id:kameKiKu:20180518220322j:plain

(山門)

f:id:kameKiKu:20180518214020j:plain

 

 

高源寺は新緑のモミジの木が、石段の上の空を覆っていて、うっそうとした中にあった。これは紅葉の頃にはどんなに綺麗だろうと想像させられるくらい、モミジが多い。天目カエデという謂れのあるモミジがある。石積みの石段をゆっくりゆっくり上がっていくと、趣のある山門にたどり着き、その先に本堂があった。苔の緑に美しく、他に人もいず、静かな緑のモミジもまた趣があった。

 

(本堂)

f:id:kameKiKu:20180518214051j:plain

f:id:kameKiKu:20180518214132j:plain

 

もう一か所、篠山城址にも寄った。城跡から篠山の街並みを眺めたり、天守閣跡からは真正面に丹波富士と言われる高城山がみえたりした。藩主だった青山氏を祀ってある青山神社にもお参りして、ようやく帰路に着いたのだった。

 

(篠山城址  春はに桜がきれい)

f:id:kameKiKu:20180518214228j:plain

 

(二の丸御殿跡)

f:id:kameKiKu:20180518214205j:plain

(天守閣跡から見る丹場富士高城山)

f:id:kameKiKu:20180518214327j:plain

 

(青山神社)

f:id:kameKiKu:20180518214359j:plain

f:id:kameKiKu:20180518214420j:plain

 

f:id:kameKiKu:20180518214511j:plain