普段、写真を撮るためにわざわざ出かけるということをめったにしない私は、まぁテニスで言えば、自分の手元に来たボールしか打たないという横着なわけで、いや、膝痛のせいもモチロンあるけれど、身近な家周りがほとんどの写真で、驚くような写真は撮れない。いやいや腕ももちろん無いのですけどね(笑)。それでも買い物ついでにカメラを持って行くことがある。昨日は近くで梅の花や椿をみつけたので、写してみたけれど、日差しも春って感じの日だった。
桜が好きな私だけれど、梅は桜より上品な感じがする。品がいい。古には「花」と言えば「梅」のことを指していたという。中国から渡って来た梅の花に、貴族たちは魅せられたのだろうか(笑)。いつの時代も島国故か渡来物に弱い私達、祖先もそうであったようで・・(笑)。
梅一輪 一輪ほどのあたたかさ 服部嵐雪
梅と言えば浮かんでくる句ですね、学校で習った記憶が・・・遠い記憶ですけど(笑)
話は変わるけれど、還付金詐欺の被害を、よくニュースなどで流しているのだが、その時はあまりピンとは来なかったのだけれど、最近どうして騙されるのか、なるほどね、と分かって来た。と言うのは、夫婦のどちらかでも後期高齢者になると、保険が後期高齢者保健というのに変わる。そうすると窓口での負担額も一割になる。
一割負担になると、年金暮らしだと高額医療を受けたりすると、各自治体によって窓口支払いの上限が決められていて、それよりオーバーして支払った分については、還付返金される仕組みになっている。
我家でも夫がそういう立場になり、医療を受けた金額が少し還付されてきた。そして後期高齢者保健も納め過ぎたらしく、「過誤納」と言って還付返金されたりした。「過誤納」と言う言葉がいかにもお役所らしい耳慣れない言葉なので、逆に感心してしまったのだけれど(笑)。
そういう還付金に関する通知が書面で来たりするので、電話で還付金のことですがとか、役所のものですが、・・・とか言われて、ウッカリすると還付金が実際あることなので、話しを信用して騙されるという具合になるのだろう。全て書面で届け出たり、手続きしたりするので、電話というのは無いのだけれど・・・、シニアの方々は気を付けなければなりませんね。
そんなわけの還付金が、春の日差しの日に、スーツケースに化けたのでした。今までの物が古いタイプで重いし、引っ張りにくくなってきていたので、今時のペコペコする軽いスーツケースを買ったのでした。あと何回使うのでしょうかねぇ(笑)。
梅の花ですっかり春めいた私、今日はちょっと揺り戻しの肌寒さでしたが、これからは春になる一方なので、ちょっとぐらいの肌寒さには気持ちも落ちない私でした(笑)。