パッチで集まりました。数人のことですけれど、毎月息抜きのように、歌の面々ですがマスクしながら集まっています。みんな手仕事が好きな人達。今はテイクアウトでお弁当を宅配してもらったり取りに行ったりですが、go-to eat もgo-to トラベルもなかなか行けない私には、他所のご飯を食べれるのも嬉しいことです。
(ツワブキ)
パフで小物入れを作る人もいれば、来年のエトに取り掛かる人もいると、それぞれ好きな物を作っています。私は、随分以前にも作りましたが、人にあげたので、またミニタペストリー作ってみました。
今の若い人達は違うんでしょうけれど、私達世代の主婦は、専業主婦が多かったです。専業主婦は家事全般を担い、男は外で働く、女は家を取り仕切る的な感じでしたから、なんの不思議もなくそうやって子育てしたり家事にあけくれしていました。家事の合間に趣味をやったりして、それも家族に迷惑掛からないような程度に抑えておくという風でした。大黒柱が一本だったから、遠慮しいしいの趣味でしたね(笑)。私もコーラスやパツチワークなどが続いているものですが、かつては俳画や朗読のボランティアなどもしてきました。元気一杯の頃でした(笑)。
(ミセバヤ)
それでも私など、今の女声コーラスを35年続けてこられて良かったというのが実感です。パッチで集えるのも、それまでの積み重ねの年月があるからですし、気心が知れているから話が出来るわけです。週に一度必ず会うというのは、大きいです。
子供が小さい時には、幼稚園の送り迎えとか、PTAとかで他人と知り合いになることはありますが、シニアになってしまうと、なかなか知り合いになるということがありませんし、生活スタイルがシッカリ出来てしまい、他が入る隙間もなくなるということもあるし、また、どういう人か分からないと深入り出来ないということもあります。。。
(マリアカラス )
コーラス仲間というのは、やはり特別です。個人でやる趣味とは違いますし、団体で一つの音楽を作る作業ですから・・・。歌うのが好きが大前提ですが、個々の声と協調性も要りますし・・・。コーラスは大勢だから自分1人休んでもいいだろう、ということにはならないんですよね。1人1人の声が石垣のように積み重なって、細い声は細い声で、立派な声は立派な声で持ち場をもちながら支え合って一つの音楽となる声を作っていくわけですから。そこに面白さも難しさもあります。
(アズレアのブルーがひときわ目立っています)
今年前半のコロナでアタフタした頃は、全く歌う気が失せていましたが、最近になり、コーラスも始まり、ようやくのこと歌を歌おうという気持ちにもなってきました。先はまだ不確かですが・・・。でも、一応2022年の春にコンサート予定を立て始めたようです。声はよく出ていた私ですが、7ヶ月近く休んでいたので、以前のようにスムースに声が出なくなっています。毎日歌って声の通り道を復活させなければ・・・(笑)。
趣味のことなどであーだこーだと言えるのは平和なことですね。手より口の動いているオバサンの集まり、マスクしながらも楽しいひと時でした。土手にも秋の風景が広がっています。