kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

この間・・・・

この間、新幹線の中でガムを食べていた。疲れていたので、ガムを食べながらウトウトしてしまった。ウトウト数分眠り込み、フッと意識が戻りかけながら、ガムが口の中にあるのに気づいたので、眠るのに飲んではいけないと思い、バッグからティッシュを取り出し、ガムを口から出し捨てようとした。

 

(ナデシコ 種から蒔いたもの)

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その時、横に流している前髪の毛が、ハラハラと顔の前にふりかかってきて、タイミング悪く、テイッシュと髪の毛の両方にガムが付いてしまった。初めは大したことでもないと、ガムを髪の毛から取ろうとした。

 

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しかし、髪の毛についたこのガムは、何故か柔らかくて、ガムだけを取り除くことが出来ず、髪の毛をしごくようにしても、益々髪の毛に張り付き、取ろうとすればするほど、髪の毛にガムが張り付いていくようなことになった。ガムのついたところの髪の毛は、お芝居などで乞食の髪の毛がバサバサしているような、クチャクチャなそそけ髪になってしまった。

 

(フランシスブレーズ  次々咲いてくれている)

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ガムをはがそうと懸命になりながら、ダンダン私も焦ってきたのだった。洗面所で濡らしてみてもダメ。お助けスマホでサーチしてみると、油で取るのがいいとある。家に帰ってからしかダメだなと覚悟を決めてみたものの、しごきすぎたり引っ張り過ぎたりして、髪の毛に刷り込まれたようになってしまった。

 

(ゴールデンプラネット)

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私のヘアスタイルはボブヘアー。顔の横に当たる髪の毛がももくれて固まりながら家に帰った。洗面所に直行して、クレンジングクリームを塗りこみ、ティッシュで髪の毛をしごいたらようやく取れた。たかがガムで、こんなことになるとは思わなかった。新幹線の座席で、必死にガムを取ろうと格闘している私を想像してください(笑)可笑しくなりますね。ガムは髪の毛にはくっつけない方がいいです(笑)。

 

(パレード 開きかけが綺麗)

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この間、庭のプランターの隅で、アボカドが芽を出して30センチくらいになっているのを見つけた。三か月くらい前に食べた後のアボカドの種を、土に埋めたものだ。アボカドの種は容易に芽を出してくれる。これで三回目になる。二年前に芽が出たものは、スクスク育っている。二つやって、芽は二つとも出たのだが、一つが育ち、もう一つは途中でダメになった。観葉植物になるらしいので、どう育っていくのか楽しみでもある。

 

(芽が出たアボカドと二年目のアボカド)

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この間、ホテルで寝ている時、午前三時頃に腰が痛くて目が覚めた。雨で気温が上がらない日だったのだが、披露宴会場では、エアコンが効きすぎるくらい効いていた。ホテルの部屋でも、エアコンを「お休みモード快眠」なのだけれど、25度に何故かしてしまっていた。

 

(名護蘭  あたりにいい香りを醸し出している 1995年に沖縄で買ったもの 長く育ってくれていて嬉しい)

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腰が筋肉痛ではなく、内部から何だかだる痛くて熟睡できず、心当たりは冷えすぎしかない。早朝に起き、お風呂にお湯を張り、しばらく浸かってみたら、その日の歩きに歩いた日程を、腰を気にすることもなくこなせたので、体を温めるのはやはりいいと納得した。洋バスよりやはり日本のお風呂がいい。シャワーでは疲れは取れない、血流もよくならない、と思ったことだった。毎日お風呂に浸かる私です。

 

(庭にアゲハ蝶が・・・横から見たら随分眼が大きい。)

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この間、と言ってもひと月くらい前、ペチュニアの種を蒔いたのだけれど、芽が出て鉢上げしたのだけれど、本当にこれがペチュニアの芽かなと、確かな自信はなく、見守って育てているところ(笑)。

 

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雨の日曜、月曜日

梅雨らしく日曜日、月曜日は台風のもたらす雨が降っていた。親戚の結婚式で東京へ出向いていた。晴れ女の私も梅雨には勝てない、到着した昼ごろから雨が滴り落ちて来た。結婚式は表参道の晴れやかな会場で執り行われ無事終わった。若者の門出を見守った。

 

(国立新美術館)

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翌日、乃木坂の国立新美術館へ雨の中親戚と共に行った。東京は交通網が発達して便利なのだけれど、地下鉄などの乗り換えが、けっこう私達膝痛持ちには大変だ。エスカレーターは、何故か上りしかないことが多いし、相当数ある階段を下るのは、降りるほうが膝に負担が多いので、エレベーターを探したり、ホームも長いしくたびれる。

 

 

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国立新美術館は以前にも来たことがあった。故黒川紀章さんの設計で、2007年に開館したものだ。月曜日は普通は休館日の所が多いのに、ここだけは、火曜日が休館日なので見ることが出来てよかった。ちょうどルーブル展、「肖像芸術」がテーマで彫刻や肖像画を中心に展示されていた。有名な「あーあの絵・・」というものもあり、彫刻などでは、大理石が着衣の布の細かいヒダを、実に美しく流れるような線が刻まれていて圧倒された。

 

 

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雨は昼になってもまだ降り続いていた。六本木ヒルズにもチラっと行き、六本木ミッドタウンでランチを済ませ、次に両国の大江戸博物館にと行ったのだけれど、月曜日休館日ということを失念していて、雨の中案内してくれた親戚が、そのウッカリにガックリしながらも、その近くの回向院と吉良上野介の吉良邸跡という所を見に行った。

 

(建物の中庭?のようなところでプラダが車両を使っての販売店)

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 (六本木ミッドタウン)

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回向院は1657年に開かれた浄土宗の寺。江戸時代、明暦の大火で亡くなった多くの人々を供養するために建てられた万人塚を作り、念仏を唱えるためにお堂を建てたのが始まりという。ここに鼠小僧の墓があり、義賊として有名だからか、泥棒なのだけれど、立派に祀られていた。墓石を削り取り御利益を分けてもらうという、変わったことが行われている。

 

 

(駅近くにある銅像  この辺りには相撲部屋があるようだ) f:id:kameKiKu:20180612204432j:plain

 

JR両国駅から五分くらいのところにあり、都会の中の寺というたたずまい。ここの境内で相撲も行われていたとかで、力塚という大きな石碑もあった。中に入ると椅子が沢山ならべられており、教会のような感じにも思える寺だった。もちろん正面にはお釈迦様が座っておられる。

 

(回向院)

 

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(鼠小僧の墓)

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本所の吉良邸がここにあるとは、知らなかった。もちろん当時のままではなく、シンボル的に敷地のほんのちょっとの一部だけれど、前の道を見て、大石内蔵助は一体どちらから来たのだろうと、想像を逞しくした。「みしるしの洗い井戸」などというのもあった。

(吉良邸跡)

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夜ごはんは、みんなで築地に行きお寿司屋に入り舌鼓。築地は初めてだった。食べた店とは違うけれど、すしざんまいの店があっちにもこっちにも・・・。関西ではすしざんまいはあまり見ないけれど。。。初競りで高額マグロを落とすテレビで有名だから、私も覚えていた。

 

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池袋に宿泊したので、そこまで帰るのに、ちょうど8時半頃にかかってしまい、ギュウギュウ詰めの電車に乗った。いやぁーあのギュウギュウさで毎日通うのは私には無理、出来ないとつくづく思った。そして降りる時は無言で人を押しのけて出る。「スミマセンねおりまーす」と私は言いながら降りたけれど・・・。ギュウギュウ詰めでも手でスマホをしているし、みんな無言で静かな何十分かだ。。。結局は東京に集中しすぎているということなのだなぁ。

 

(築地本願寺)

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しかしまぁ雨の中をずっと歩いたりしたので、足は棒。。。これ以上歩くのは無理くらいになりながらも頑張った。東京は電車の乗り換えなどで、地下鉄に乗り換えたり、長く歩くし、とっても疲れる街。下りのエスカレーターもどこの駅にも、階段に設置してほしいなぁ、シニアに優しい街になって欲しい。まずは人に優しい駅から・・・。

 

(国立競技場の工事)

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エレベーターはどこでも設置してあるようになったけれど、それも最近は真ん中あたりにあり改善されている。以前はエレベーターといえば、駅の端っこに、「はいはいとにかく設備はありますよ」的にあっただけだったから(笑)。自分が使う立場になるとよく分かる。いやいや久しぶりの東京なのに、足を使い過ぎたせいか、こんなことばかりが気になった私だった。関西に帰るとホッとする(笑)。

 

留守の間のバラ達

気候のいい時に旅行すると、庭のバラを見ることが出来なくなる。水やりなど相当気を使った。裏の方に運べる鉢は移動し、少し土に埋まるようにしておいたり、ペットボトルに水を入れ、少しずつ出る口をして鉢土に差し込むとか。。それでも、留守中の中頃かに雨も降ったようで、バラ達は無事だった。

 

シャルル ド ゴールは今咲いたばかり。この花は香りもある。綺麗な藤色。遅咲きなバラのようだ。

 

(シャルル ド ゴール) 

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目覚めの遅い我が家のバラ達はまだ一番花のものがある。モナリザも去年よりはいい花を咲かせてくれていた。同じ黄色だけれど、ゴールデンプラネットも咲いてくれていた。パレードもオルレアの中から、濃いピンクの花を見せてくれていた。これはまだ育てている最中、支柱に巻いていこうと思う。

 

(モナリザ)

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(パレード)

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(ゴールデンプラネット)

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一株植えたおナスも花を沢山咲かせ、実を作っている。どれだけ収穫できるのか楽しみだ。沢山咲いていたオルレアも、種を作り出した。横に倒れてくるので、半分くらいのオルレアは刈り取りかたずけた。まだまだあるオルレアはそのままにして、種を自然完熟させようと思う。あとひと月、梅雨の時期を乗り切れば暑い夏が・・・。

 

 

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旅編11 またまたバンコク・・・7最終章

ついに帰る日

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飛行機は夜便なので、日中はまだ動ける。雑貨屋に寄り、タイ少数民族の作った小物などを見たり、買ったりしてから、アラブ人街に行ってみた。午前中ということもあるのか、あまり人は出ていなく、ちょっと閑散とした街だった。早いお昼を、韓国料理店で焼き肉を食べた。

 

(雑貨屋は買いたいものの宝庫) 

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(アラブ人街)

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物を失くしたり、落としたりしてしまう癖のある私は、今回もサングラスとサンバイザーを失いました。。。けれども、何度か訪れるごとにタイが好きになる私でした。タイの辛い食事は私には無理なので、ほとんど食べませんが、人も優しく馴染みやすいタイの国です。

 

高層ビルが林立しているバンコクは首都にふさわしい近代的な大都会。古いものと新しいものが混在している活気溢れる都市。

 

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定年退職後、タイにロングステイするというのがありますが、分かる気がしますね。暖かい、いや暑いんですけど、それはそれで暮らしやすい。四季がある分日本は暮らし振りをせわしなく変えねばならないですしね。日本人向けスーパーもあるし、日本人の経営しているお店も多い。不自由はありません。バンコクには日本人が五万人くらい在住しているようです。他国を知ることは自国を知ることに繋がりますね。若いうちに世界を見て歩くのもいいかも・・・。八日間のバンコクの旅行記は終了です。

 

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タイで見かけた花

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旅編11 またまたバンコク・・・6

プロンポン界隈

BTSの最寄り駅はプロンポン駅、sukhumvit (スクンビット) soi (ソイ) 24辺りは、東京で言えば六本木あたりに当たるらしい。繁華街で四六時中車は通っているし、高級ホテルも林立しているし、高級デパート有りの賑やかな所。ソイというのは、「通り」ということらしく、ソイ11とかソイ22とか通り名がある。日本人が多く住んでいる所でもある。

 

(プロンポン駅から)

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(あちこちで咲いている朱色の花  サルスベリのような感じもするけれど・・・)

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(個性的な形のビルディングが多い)

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プロンポン駅を曲がって、エンポリアムホテルを通り過ぎると、ベンチャシリ公園がある。平日の午前中、まだ九時台なので公園にいる人も少ない。大都会の中にある緑のオアシス。…と言ってみたけれど、バンコクは緑が多い、コンクリート砂漠ではない気がする。面積4700平方メートルあり、1992年にシリキット王妃の還暦を記念して建設されたという。

 

(ベンチャシリ公園)

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(女性達はヨガをやつている風だった)

 

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タイでは非常に王室が国民の間に浸透している。王族が尊敬を集めているらしく、王様の大きな肖像写真などが道沿いに掲げられているのを見る。タイ王室は日本の皇室とお親しいけれど、その立ち位置は似ているようで違うし、王様の生活が豪奢なのは、皇室の簡素、質素を宗としているようなありようとは全く違うのが分かる。こちらの王室は絢爛豪華。観光地となっている昔の宮殿を見て思う。

 

 

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フットマッサージ

1人で朝の散歩をした後はフツトマッサージに行った。おしゃれなガラスウィンドのARBORAという店の中には、椅子が5、6台置かれていた。まだ開店したばかりの一番客として入店した。カタコトの日本語を話せるマネージャーのような人がいて、フットマッサージのメニューを選び座り心地の良い椅子に座った。オイルマッサージとかメニューはいろいろあるのだけれど、足はただもみほぐし血流を良くして欲しいだけなので、一時間のマッサージに。

 

(アラーッこんな姿お見せしちゃいますけど・・・いい気持ち(笑)) 

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私は店の中まで靴を履いて入っていったのだけれど、その次に来た人たちはドアの外で履物を脱いでいた。タイも室内では靴などを脱ぎ、素足で過ごす文化のようだ。息子のマンションでも、玄関という区切った場所はなく、ドアを開けたら、その辺りに靴置き場を作って脱いでいる。フラットな床は室内とひと続き。室内で靴を脱ぐのは日本だけではなさそうだ。

 

 

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背もたれを倒されて目をつぶり、一時間フットマッサージ。美容院での洗髪やボディーマッサージなど、他人に身を委ねてしてもらうことは、何とも贅沢な気持ちがして心地よいものだ。日頃のあくせくして暮らしていることを、ひとときでも忘れさせてくれる。足も軽くなりフツトマッサージ店を後にした。

 

ジム トンプソンのセール

午後は息子の嫁と三人でジムトンプソンの三日間限りのセールに行った。偶然にセールとぶつかった今回の旅行、ラッキーなのか・・・その日は初日。BTSに数駅乗り、たどり着く。昨年はジムトンプソンの本店とアウトレットの両方に行ったのだけれど、今回は全く違う体育館のような広い広い場所でやっていた。

 

 

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お目当ての品を探しながら、お土産にも・・・とか頭をよぎったり、シヨッピングタイムを一時間とり、それぞれ各自で見て回わり、後刻集合することにした。クッションからスカーフ、ストール、服、バッグ、小物など色々商品は取り揃えられている。半額くらいになっているものもあり、お買い得。

 

 

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(売り場の外の喫茶コーナー   舞台で踊りをおどっていた)

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普段は無駄を省く生活をしている私だけれど、旅に出ると財布のヒモは緩みがち。しかもタイには人生でもう一生訪れることは無いだろうと思うとよけいだ。四度も訪れたのも奇縁だけれど、もうもう無い、断言できる、・・・と思う(笑)。

旅編11 またまたバンコク・・・5

ぺッチャブリー観光ツアー

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旅もいよいよ後半。今日は一日ウェンディーバスのぺッチャブリー観光ツアー。朝六時半、迎えに来てくれるので出てみると、ガイドさんがもう来ていた。タイのツアーは朝早くから始まります。暑いからでしょうか、六時や六時半にそれぞれのホテルなどに迎えに来て拾ってくれるのです。今回は私達二人だけと言うことで、ちょっと拍子抜けしたのだけれど、ラッキーとも思った。九人乗りくらいの車に、二人でガイドさんと運転手さんを独り占めなのだから(笑)。

 

(高床式の美しい外観)

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ガイド氏の名前は聞いたのだが、タイ人の名前は覚えにくいので、頭に残っていない。よく話をしてくれるガイドさんで、お喋りな私と会話が弾んだ。普段は聞けないこタイのアレコレを聞いてみたり、日本のことを伝えてみたり。。。

 

 マルカタイヤワン

バンコクから真っすぐの道をひたすら走り、3時間くらいだろうか、初めの見学地マルカタイヤワンに着いた。ここはラーマ6世の命で、1923年にチャームとホアヒンの間の海岸沿いに建てられた夏の宮殿。イタリア人建築家の設計で、ヨーロッパと東洋の様式を取り入れた高床式の宮殿である。工事中で外からしか見ることはできなかったが、海を前景にして景色の良い宮殿だ。

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大木が伸び伸びとそびえているのが印象的で、ガジュマルのような木が、根を何本も延ばしている巨木があり、南国というのをつくづく感じる趣だった。そういう木を見て歩いていたら、ガイド氏が「カメレオンがいますよ」と言う。見ると木の幹に、体を反らして木になり切ったトカゲより少し大きいものがいた。

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(石廊下は大理石が敷かれている)

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(沢山の巨木  気根だろうか多くの根が・・・)

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(カメレオン)

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カメレオンとはもっと大きいものかと思っていたのだけれど、写真で調べてみるとやはりカメレオンだった。えー!カメレオンを直に見たことなんて初めての体験。当分私の自慢話になりそう(笑)。。。

(木が木を飲み込んでいくような、ちょっと恐ろしさも感じる根)

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ぺッチャブリー県のチャアムのプラナコーン歴史公園の博物館に行くには、ケーブルカーに乗っていく。この辺りには猿がいて、どこかしこから姿を現してくる。日本猿よりは少し小柄な猿のような気がしたけれど。3分くらいのケーブルカー。

 

 

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(道沿いにお猿さんが沢山)

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ラーマ4世が建設した宮殿はヨーロッパと中国の様式を取り入れた物。この王様は子供たちに西洋の教育をさせるため家庭教師を招いて勉強させた。これが有名な「王様と私」という映画になったりしたものという。しかし、タイでは上映禁止らしい。

 

(遠くに見える塔の所からこちらに来たらしい)

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タイはトンブリー朝(1767年)依頼この時代まで続いていた清への朝貢を廃し、この王様の時期に柵封体制から脱したという。いや、タイまでが朝貢していたとは、いかに中国の清の力がアジアでは強かったかを示すものだ。今も強大な力を持ち始めているけれど・・・。小高い丘の上にあるこの宮殿は夏の宮殿。見事に美しい景観が眼下に広がる。

 

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ケーブルカーでまた下りて、バンブーン宮殿を見学した。ラーマ五世の時に建設され、ヨーロッパの建築様式に基づいて建てられ、ドイツ人の建築家によるといわれている。大理石が敷き詰められ、装飾や部屋のしつらえもヨーロッパ的になっていた。撮影禁止で中の様子はお伝え出来ないのですが。。。。

 

(バン ブーン宮殿) 

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 ワットカムペーンレーンにあるクメールの遺跡を見る。千年前あたりにミャンマーからクメール人がやって来て築いた寺で、今もレンガ作りの祠のようなものがいくつも残されている。この寺は今では仏教寺院になっているようだ。陸続きだとこうしたせめぎ合いなどがあり、古代タイとミャンマーは何度も戦った歴史があるようだ。タイにはクメール人の遺跡が沢山あるようだ。

 

 

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(沙羅双樹の花)

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最後はカオルアン洞窟寺。ここは階段があると聞いていたので、覚悟しながらゆっくり足を運んだが、百段くらいあったとガイド氏が言っていた。薄暗い洞窟ではコウモリも飛び交っていた。寺を守る尼さんだろうか、その人ともう一人女の人がいたけれど、平日のせいか観光客は私達だけだった。ここの途中で私のカメラのバッテリー切れとなり、スマホ撮影となったのだが、暗い所でピントが合わず・・・。

 

(ここを下に降りてゆく)

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(この日は薄曇り 晴れていれば青い空が見え光が射す)

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何か所かに釈迦像が安置され、上には穴が開いていて空も見えているところがある。随分奥まで洞窟はあり、よくこんな所に何故寺を?と私は思った。それにしても仏教国、街のあちこちにも祠があり、道路では仏壇に飾る花輪を売っているオバサンも沢山いる。ガイド氏と一緒に仏像の前で祈りをささげたのだけれど、拝み方が丁寧でちゃんとお教を唱えていた。信仰心が薄れている現代社会だけれど、敬虔な祈り を見ると何かしら一本筋の通った人生を送っている人のように、私には見える。

 

 

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(道路上でお供え花を売るオバサン)

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この日は歩きに歩いて25000歩以上になり、歩数計で測って最高の数値を示していた。膝を酷使しているので心配だったのだが、かなりギシギシしていたヒザも翌朝は何とか復活していてあちこち見学することが出来たのだった。体が動くうち、足で歩けるうちに・・・との思いが歩みを押していた。

 

旅編11 またまたバンコク・・・4

マッサージ

アジアンハーブアソシエーション、プロンポン店は近くなので、今日はマッサージへ。

タイに来たら、やはり一度はマッサーシをしなければね(笑)。この店は高級マツサージ店です。以前自分で通りがかりのとこへ入りマッサージしてもらったのだけれど、店の一階とは異なり、汚らしい階段を三階まで上がり怪しそうな個室に入れられ、もうその時点で逃げ出したくなるようなとこだったので、やはりちゃんとしたとこじゃないと安心はできないですし・・・。ここは以前も来たことあるし。。

 

 

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開店10時に入店すると、靴を脱いだ足を、私を担当する人が拭いてくれた。それから二階へ案内されマットレスが二つ敷いてある部屋に入った。服を全部脱ぎ、下着一枚紙パンツを穿いてうつ伏せに寝ると、体にバスタオルをかけてくれる。そしてマリーゴールドのオイルマッサージを一時間してもらった。90分とか120分とかも出来るのだが、二時間は私には長すぎてちょっと・・という気がする。90分くらいならいいかも。慣れないリュックカバンを背負うので、肩は凝っている。1300バーツ(約4000円)

 

(バイクは沢山走っている  売り物をぶらさげて)

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(街のあちこちの建物の入り口などにこんな祠があります)

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お昼は近くのエンポリアムデパートの四階のフードコートで食べた。エンポリアムは高級デパート。きれいでいいものばかり売っているので、在住日本人が利用しているようだ。カードにお金を最初に入れて、各コーナーの食べ物屋で好きな物を買う時、そのカードを機械に入れる、という具合に使う。カードに余っているお金はその日に清算して返金してもらうのだとか。それを知らず余したままにしてしまったのだけれど、まぁ僅かしかないと思うし・・・。

 

(エンポリアムデパートの4階 食品売り場 ひっきりなしに掃除をしている)

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日本のうどん店もあり、ソバやうどんも食べれる。食べ物屋さんの前では、辛くないかを必ず確認した。パクチーも好きではないし・・・。

 

(フードコート  辛くない麺を食べた)

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サイアムミラニット

今日のスケジュールは、夜にサイアムニラミットでディナー付きのショーを見に行く。夜に出かけることは今までしたことがなかったので、少々の不安。何しろ言葉が出来ないので・・・。開場は五時だけれど、バンコクの交通渋滞は凄いので、余裕をもって行かなければ、と私達二人だけでの行動に心配をしていたら、孫を学校に迎えに行く車に、時間は相当早いけれど乗ったらと息子の嫁が言うので、便乗させてもらい行きの不安は解消した。しかし、その分早く着き、一時間半くらい開場するのを待っていた。

 

(交通渋滞  日本車が多い タクシーはトヨタ  右ハンドル)

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(交差点では怒涛のバイクが寄せて来る   狭い車の隙間もそんなにスピードを落とさず、二人乗りで通るので、ハラハラする)

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バイキングディナーを食べた後、園内の昔のタイ人の家屋が何棟も建っていて、その辺りをショーの始まる八時まで散策したりした。観光客は欧米人もいるけれど、中国人が大挙してきていた。13億人の人口の中国なら、世界中どこに行っても中国人だらけになるのも仕方ないかも・・・。

 

(中華風な味のもの パパイヤもマンゴーもおいしい  果物王国タイ)

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(ビールは美味しい)

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噴水のある中庭の中央では、ショーに出る俳優達が衣装を着けて立ち、観客の目をひきつけているし、お金を払うと写真を一緒に撮らせるようだった。像もショーの盛り上げに一役かっていてバナナの餌を観客からもらい食べるのを見せていた。中庭ではショーの始まる一時間前くらいから、タイの民族舞踊を演じだんだんに観客をタイの踊りに引き込んでいく。

 

(中庭で)

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ショーはゴールドシートで見たので、一番見やすいいい席だった。ショーは撮影禁止なので、写真はないのだけれど、タイの歴史を踊りにしたもので、舞台転換や装置に工夫があり、次々転換していくのが、たいしたものだなと感心した。舞台全面に水の流れている川もあり、船を通したり、水浴びしたり、上手く出来ているのに驚いた。一時間半、夢の世界を堪能して、九時半に終わったのだつた。

 

(園内にあるタイの昔の住居)

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帰りはタクシーで帰ることにしていたのだけれど、外国でタクシーを使う時は緊張する。ボラれないかなと、身構えることになるのだ。何しろ地理も言葉もよく分からないので。幸い女性の運転手さんのタクシーがすぐみつかり、安全に帰宅出来た。住所を書いたメモを見せ、朝から覚えて来た通りの名前、「ソイ イーシップシー」(soi 24)、「トロンパイ」(もっと先 真っすぐ)、「ティーニー」(ここです)の単語を頭にいれながら・・・。

 

 

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(シルク糸を繭から糸繰していた場所   きれいに染められたシルク糸も)

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(タイの少数民族の織物を織っている)

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(池の前で踊っている少年。とっても可愛い顔、ニッコリ笑顔で優雅な踊りを見せていた)

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数字の3と4はタイ語でも「サム」「シー」です。1はヌン 2はソン、 3はサム 4はシー、 5はハー 6はホック、 7はジェット 8はペット、 9はガーオ 10ハシップ。そしてタイ語文字の表記は難しそうですね。「あいうえお」の51文字よりは少し少ないようですが、書き方がねぇ・・・。タイの方は漢字が難しいといいますから、どっちもどっちかもしれないですけど(笑)。私の得意なタイ語、「ホンナンユーティーナイカ?」(トイレはどこですか)は今回も活躍しました。

 

(タイの踊りの重要ポイントの指先、グッと反らして美しい線を出す。これには小さい時からの訓練が必要だと聞いた。)

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