kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

晩秋・・紅葉と古墳&温泉

年付き合っている友達四人で、晩秋の紅葉を楽しんだり、温泉に入ったりの秋の一日を過ごしました。昨日とは打って変わって青空の見えるいい天気になりました。京都市内の名所は観光客で混雑してるし、今日は南丹市園部にある龍穏寺(りゅうおんじ)に行こうということで、そこに行った事のあるH子の運転で行くことに・・・・。このお寺は曹洞宗のお寺のようです。

 

(参道に散り敷き詰められた紅葉   この時期が過ぎるまで掃除はしないようにしているそうです・・・)

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穏寺の駐車場には、他府県の車も止まっていました。写真の会の方々でしょうか、カメラを構えて参道の入り口付近にいます。しかし、一週間来るのが遅かったようで、ピークの綺麗な時期は過ぎていました。モミジの赤い葉っぱが参道の階段を覆いつくしていてそれなりの風情できれいでした。

 

 

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前の池の周りにある紅葉も、水に映えゆらめいていました。鄙びた田舎にあるお寺なのですが、最近はインスタグラムとかあったりするので、綺麗だった所は多くの人が情報を共有しているんでしょうね。私はインスタグラムやツイッターなどはしていませんけど・・・。

 

 

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人で紅葉のような手、とは言えない手を出して、友情の絆を・・・(笑)

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り口から下の里を見る。

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間がお昼には早いし、青空のお天気はいいしで、近くにある摩気(まけ)神社に行ってみようということになりました。この神社には、数年前行った事が私はありました。延喜式名神大社に格付けされている、古い格式のある神社です。延喜式とは十世紀頃にまとめられたものといいますから、平安時代からある神社ということになりますね。

 

 

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居を通って正面を見ると、本殿の萱葺きの屋根に苔?が生えているのか緑に覆われた屋根が見えてきました。青空に緑の苔の屋根という、それだけしか何もない狭い小さな神社ですが、何だか清々しい感じがしました。参拝者は誰もいません。少ないお賽銭を入れて、沢山の願い事をしてきました(笑)。

 

 

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2019,8,4の狛犬講座の記事を書きましたが、その時に学んだ知識では、尾っぽが波打っているのは浪花系の狛犬ということでした。ここの狛犬も浪花系ですね。

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神殿の裏、ススキ野原。

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気神社の前にある摩気橋、銀杏が色づいてとってもきれいでした。この辺りでは、時代劇の撮影もされるのだとか、橋の横にある標識も抜き取れるようになっていました。のぼり旗も広告も何もない、このような風景が本当に美しいと私は思います。辺りに人は誰もいず、静かに自然の美しさを堪能しました。

 

 

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穏寺に行く途中に、黒田古墳という標識が道路脇にありました。古墳好きな私と運転しているH子は、行ってみたくなっていました。四人の意見もまとまり、ちょっと古墳に寄り道しました。綺麗に整備されている前方後円墳でした。弥生時代のこの辺りの有力豪族の墓らしく、銅鏡なども出土したと書いてありました。鏡などはある程度の力のある人の墓にしか入れない物ですからね・・・。古墳の上にまで上がって、満足しました。

 

 

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昼を食べた後、日吉温泉に車を進め、温まって帰りました。こうして裸の付き合いも気軽に出来、遠慮なく話せる友達関係も、長年の付き合いのたまものです。昨日、今日の友達ではなかなか出来ません。年を取ると、何よりも友達持ちが一番の宝といいますから・・・(笑)。これからも友達を大事にしていきましょう。

 

秋色深し

り柿が・・・野鳥さんへのプレゼントでしょうか。土手の秋です。

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日は暖かい日です。きゅっと寒かったり、暖かかったりで気温の上下が激しいです。暖かい日は、十一月末とも思えない暖かさなのでか、庭の植物達も勘違いしてオルレアが今咲いています。来年用に蒔いたものでしたが、ちょっと蒔くのが早かったんでしょうか、年内に咲いてしまいました。

 

(オルレア)

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ルレアは霜にも強いので、苗のままでもちゃんと冬越しして春を迎えます。こぼれ種やら、私がパラパラ適当に蒔いたものやらが、アチコチで苗に育っています。移植にも強いみたいです。他の鉢の中に生えたオルレアを、シャベルで塊の土ごと他へ移植しても、ちゃんとその新しい場所で活着します。

 

咲いている花達です。ガーベラに小菊、ビオラ

 

 

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々も色づいてきてカラフルです。年を取ると、人工的?なイベントより自然の方がよくなりますね。私はそうです。去年の㋈の近畿を襲った強台風による山々の木々の倒木、未だにそのままのように見えます・・・。人出不足?それとも資金がかかりすぎで?目にするたびにどうするのだろうとつい思ってしまいます。朽ちるの待ちでしようか・・・。本当にひどい台風でした。

 

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木々の紅葉の色も、もう少し寒くなるともっと鮮やかになりますね。

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イラギも実が赤くなりました。このヒイラギは二年前に寄せ植えを作ったんですよね、南天とガーデンシクラメンというおかしな組み合わせで。そしたら、南天とヒイラギの天下になりました。シクラメンはひ弱に葉の色も悪く、いじけています。春になったら植え替えしてやりましょうか・・・。

 

 

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い実はまだあります。南天です。庭の西側には南天が垣根のように何本もあります。花もあまりない冬の庭の色どり、朱の色がきれいです。多分もう少し寒くなると、野鳥さん達の餌になるんでしょうね。お正月の花に、このところ南天は買わずにすんでいます(笑)。

 

 

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ラの土替えなど、ちょっと早いですが、コガネムシの幼虫もいないか調べなければと、もう済ませました。沢山出て来た鉢もありました。そのためフランシスブレーズは、もうダメになりました。ガッカリです。挿し木をしてみましたが、成功するかどうか・・・。ですからやっぱり、好きなバラは、保険として挿し木をしておかなければね(笑)。

 

 

れん坊のフランソワジュラルビル、アーチが小さすぎるのと、伸長力が旺盛なのとで、グジャクジャに・・・。細いステムに鋭い棘、触ったら痛いったらないです。もうすこししてから、枝の整理をしなくては・・・。私の苦手な作業です。

 

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仕事もはかどる季節になりました。プレゼントに小さな丸ポーチを作ってみました。

 

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堂本印象美術館&秋の仁和寺

17日で歌姫(笑)が一段落したので、今日は京都市北区にある堂本印象美術館に行ってみました。日本画川端龍子展が24日まで催されています。ここの美術館は立命館大学の所にあり、バスで行くのが一番よさそうです。車で行ったのですが、駐車場は無いので、辺りのコインパーキングを探さなければなりません。秋たけなわの秋晴れでした。

 

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(個性的、現代的なエントランス)

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(道を隔てた隣にある堂本印象の旧宅)

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十年も前に来たことがあったのですが、それ以来でした。堂本印象美術館は、2018.3月に大改修リニューアルされたのですが、建物も大胆で現代的なエントランス、衣笠山のふもと。立命館大学前に建っています。この美術館は日本画家の堂本印象本人が、1966年に、自らデザインして、自分の作品を展示するために建てた美術館でした。現在は府立堂本印象美術館です。

 

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(階段を上がったところが受付ロビーです。)

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回は川端龍子展、川端龍子もまた日本画壇の中では、異才を放ち伝統にとらわれず、斬新で豪快な日本画を表しました。ぱっと頭の中に龍子の作品が浮かぶ、というのは日本画通の人しかいないと思いますが、順路に沿い見ていくと、「金閣寺炎上」という作品などは、目にしたことがあるのを思い出しました。竜安寺の石庭とか、画歴の後半の作品は、雄大な構図に斬新さと豪快さが入り混じり、通常思い描く日本画とはかけ離れています。ダイナミックな日本画でした。

 

(入り口の戸の取っ手部分が陶器の焼き物のようです。)

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 (通りすがりに見えた薔薇とその実)

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り道、仁和寺にも寄ってみました。モミジの仁和寺です。仁和寺といえば御室桜で有名ですから、春は混雑していますよね。秋の今日は割合すいていて、ゆっくり散策できました。明治維新まで、この寺は皇子皇孫が代々守って来た寺で、門跡寺院とかいいますね。創建年代は不詳らしいのですが、江戸時代の寛永年間に大々的に修復されたりしたようだとあります。真言宗御室派の総本山。

 

(東門から入りました)

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(正門、あちら側正面から入るとこちらに来ます)

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晴れの青空に紅葉した葉っぱと、五重塔が美しさを増して見えました。京都の五重塔は、東寺、醍醐寺八坂の塔、そしてここの仁和寺五重塔があります。塔は京都のシンボルですね。いつまでもその姿を後世に残してほしいものです。

 

(美しい五重塔  紅葉の林のところで)

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(御室桜のところから見た五重塔)

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 (金堂に行く道から見た五重塔  下に令和と書いた柱が立っています)

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 (金堂  現存最古と・・・)

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(紅葉)

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(鐘楼)

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(観音堂で法要でもあるのでしょうか・・・お坊様方が沢山・・・京都らしさを感じます)

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当にいいお天気で暖かい一日で、出歩くのにはいい一日でした。またまた御朱印帳を忘れていきました(笑)。

 

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秋も深まる・・・銀杏

も深まってきました。銀杏が色づいてきました。近くの公園や街路樹の銀杏並木も、きれいな黄色になりました。先日作った銀杏のミニタペストリーは、今玄関に飾っています。

 

2、3日のうちに急に色づいた銀杏です。

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杏を調べてみたら、「生きている化石」とあったので驚きました。調べたら、中生代(約二億5千万年前)から新生代(6600万年前)に世界的に繁栄したのが、氷河期にほぼ全滅し、今ある銀杏は唯一現存する種だとあります。恐竜が繁栄していた頃の時代です。そして、銀杏の葉っぱからは広葉樹のような感じがしますが、奇異な針葉樹なんですって。ですから、レッドリストに入っていて絶滅危惧種とあります。

 

(1週間前の同じ銀杏です)

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きました。こんなに身近にある銀杏が、そういう変遷を経て今あるのだということに。樹齢千年とか700年とかの巨木にもなりますから、長寿の木でもありますし、薬効もあるとか。摂り過ぎると有毒でもあるそう。近くにある銀杏の木を、改めて見上げてみました(笑)。

 

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(10日前に写した乳銀杏)

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は変わりますが、テレビニュースでは教師同士間の酷いいじめがあったり、茨木市の消防士仲間のこれも酷いいじめがあったり、それも十代の子供ではなく、分別のあるであろう四十代や三十代の人達がやっているので、驚きます。テレビのコメンテーターは閉塞的な環境ではいじめが起こりやすいと言っていましたが、私的にはどういう教育を受けてきたんだろうか、と先ず思いました。

 

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い時代の私には、今の教育は分かりませんから何とも言えませんが、小、中、高と、せめて善悪の判断のつく人間を作ってほしいですねぇ。今の時代の子育ては、ゲームやスマホなど惑わされるものが多く、親として子供を躾けるのも並大抵じゃないように思います。上下関係の厳しい状況の中で、起こりやすいのは言えることですね。しかし、それにしてもいい大人が・・・と、理解できません。

 

はまた変わります(笑)。シンピジュームはまだ外に出したままです。しばらく前は、11月に入ると取り込んでいたのに、最近では12月頃に取り込むようになりました。やはり温暖化でしょうか・・・。早咲きのシンピに蕾が上がっています。この種類は、蕾の茎立が一鉢で6本位あったりしたのに、今年は少ないです。シンピは少し寒さに当てる方がいいですから・・・。でも、冬は暖冬であってほしい私です。

 

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正倉院展

日は正倉院展に行きました。膝が痛いとか言いながらも、行きたいところはあるので、今のうちにと友達を誘いました。11月14日までの期日、これまでも何回か行っていますが、最近では久しぶりの見学です。

 

(入り口に行列)

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奈良駅で降りて、真っすぐの道を歩いて国立博物館まで行ったのですが、ちょっとした坂道で、歩いて十分少しかかります。観光客はピークほどはいないのでしょうが、奈良公園の鹿と遊んでいます。奈良と言えば鹿、鹿と人間が仲良く共存している光景には、誰しも心が和まされます。

 

 

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(奈良公園の鹿)

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からぞろぞろ沢山の人が同じ方向に歩いていくので、この人たちも正倉院展に行く人たちなんだなと思いながら歩きました。今日は待ち時間10分でした。混雑もまあまあの混み具合で、展示物をガラスケースの前でじっくり見ることも出来ました。ちょうど前日のテレビの日曜美術館で、正倉院展の展示物についてやっていたのを見ていたので、おおまかなことが頭に入っていてより見学しやすかったです。

 

 

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示物は1300年の月日を感じさせない色鮮やかさで現在に伝えられている、と言うことが実に凄いことです。螺鈿や金属の装飾にしても、細かいデザインや技は、今の時代にあっても技術の粋をいくもののように見えます。

 

倉院に併設されている仏像館も見学しました。素晴らしい奈良時代平安時代鎌倉時代の仏像が小さいものから大きな物まで広い空間に展示されています。こちらにも感動しました。いつくかの仏像立像には、当時の彩色がそのまま残っているのがあり、それは素敵でした。木造の今ではすすけた感じの仏像も、実はきれいに彩色されて安置されていたのでしょうね。

 

かし、足はかなり棒になってきていました。沢山歩くので、今日はサポーターを付けていましたが、頭もクラクラするくらい疲れてきたのを押して、ここまで来たら通り道にある興福寺さんにもお参りしてから帰ろうと、寄りました。相変わらず興福寺東金堂の薬師如来像はどっしりとして私達を見下ろしていました。国宝だらけの興福寺、足も棒なので、今日はここだけにして見学を終了としました。

 

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(興福寺東金堂)

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(拝殿の前の壁にかかっている幕が、鹿の模様だったので写しました)

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タクタの足とお腹に、そば定食。

 

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文化祭・・・切り絵体験

くで行われた秋の文化祭に、友達が作品を出しているというので見に行きました。友達の作品は「連鶴」というもので、一枚の紙で何個もの繋がった鶴を折っていくというものです。私もどうなっているものか、よくわからないのですが、小さい物は、3.5センチ四方の紙になるようです。

 

 

(全部繋がっている連鶴)

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字の形に作られていたり、デザインしたりとか、折り鶴で表現されているんです。鶴を折る紙は和紙だとのこと、凝り出したら良い和紙を求めて店を探すとかになっていくようです。ひとしきり友達の所で話を聞いたりして見終えましたが、大雑把な私には出来ない趣味かも・・・と思ったりしましたが・・・。

 

 

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(友人の作品)

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り絵も展示されていました。切り絵には色々あるようですが、「伊勢型紙切り絵」というのがありました。こちらも方面にも全く詳しくない私は、感心して見るばかり。細かい細い線だけを残して切るなんて、気が遠くなるような感じです。私なら失敗の紙の山が出来そうですね。

 

(伊勢型紙切り絵)

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思って会場を出ると、出口で切り絵の体験コーナーがありました。一回百円です。来年のエトのネズミやもう少し込み入ったものなどのサンプルが置いてあります。三十分くらいの時間があります、と言うとネズミさんはどうですかと勧められ、切り絵体験をしてみました。

 

(先生の手を時々借りながら)

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単なネズミさんでも、横の先生に手伝ってもらいながら、うまく切れたのに、結局最後の段階でちょっとだけミスをして切れてしまいました。でも、何とか補修をして完成。ちゃんと三十分で出来ました。でも、神経使います、眼も使います。細かい作業だから当然ですけれどね(笑)。一緒にやった友達はもう少し時間かかっていました。

 

(私の作品  ゴールドのネズミさんにしました。)

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い切りのいい私の性格が出た、カッターナイフさばきだったようです(笑)。下の紙までちゃんと切れていました。ちょっと躊躇しながら恐る恐るだと下の紙まで切れていないことが・・・あります。友達は慎重な性格が出ていました(笑)。切り絵初体験が出来て楽しかったです。切り絵を見方も変わりますね。

 

に帰ってから、出来たネズミさんと、切った後の抜け殻のネズミさんも利用して、自分勝手にそこらにあった材料で、作品を完成させてみました。

 

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お天気に誘われて・・・谷性寺 篠葉神社

 いいお天気でした。お天気がいいので、車でふらふら走ってみました。来年の大河ドラマは「麒麟が来る」というのだそうです。明智光秀が主人公のようです。明智光秀と言えば主殺しというイメージ、あまり良い印象はありませんが、これまでも信長の時代が描かれると必ず出て来て様々の性格に描かれていました。

 

(谷性寺  亀岡市)

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秀の首塚があるという亀岡市の谷性寺に行きました。初めて行ったのですが、こじんまりとした小さなお寺です。ちょうどご住職さんが落ち葉を掃除していらしたのですが、手をとめてしばしお話しを伺ったりしました。

 

 

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話によりますと、この寺は元は平安時代に後ろの山の上に建てられていたものとか。しかし、江戸時代落雷のため火災に遭い、山の下に建て替えたとか。火災のため古文書の類など全てが焼失したので、定かなことは分からないということでした。光秀は16世紀に生きた人ですけれど、その昔、平安時代にも清涼殿に落雷したり、雷による火災の話はよく耳にしますね。ご住職さんはこのお寺に来て八年とのことでした。

 

(光秀の首塚)

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智家の桔梗の紋が本堂の前の幕にもありました。夏桔梗が七月頃花盛りになり、この寺は桔梗の里とも言われているようです。庭に大きな枝垂れ桜が三本ありました。さぞ桜の時分にはキレイだろうなぁと思いました。来年は見に行きましょう。

 

(明智門)

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秀が建てたその当時は亀山城と言った亀岡城ですが、今はありません。明治時代に市町村に払い下げられ、大正時代に宗教法人の大本教が購入し、今に至っているのです。大本教の弾圧に伴うものなのか、1936年頃政府により爆破し破壊されたという。

 

 

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在も城跡には光秀が築城した当時の石垣など残っていますが、城址は宗教法人の物となっています。これは珍しいことですね。大抵市の物になっていて、城址公園や、県庁などがその辺りに建っていたりするものなのですけどねぇ。

 

秀は丹波攻略の拠点として亀岡(当時は亀山)にいたわけですが、何を思ってか1582年の6月21日に、日本史で必ず習う「本能寺の変」を起こし、明智越えと言われる保津町の山越えをして京都市内に入り、本能寺に宿泊していた信長の寝こみを襲ったのでしたね。

 

(鐘楼)

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秀の足跡を残すのは、長岡京市福知山市もあります。そちらもこれから賑わうのかもしれないですね。そちらも行ってみたいですね。

 

性寺の裏の方に、篠葉神社というのがこれまたひっそりとありました。大きな樹木の中にあるその神社は、清和源氏の始祖となる貞純親王により、延喜四年平安時代に創建されたものという。この神社は光秀の丹波攻略の時に焼失したという。その後再建されたのだけれど、隣に光秀の首塚もあると思うと、何だか歴史の不思議さというか、面白さを思います。

 

 

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建はしていますけれども、その歴史は随分古い神社です。うっそうとした樹木の中にあって、小さいですが趣があります。

 

 

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うススキが銀色に光っていました。セイタカアワダチ草も。

 

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桔梗の時期でも桜の時期でもなく、いいお天気に誰もいなくてのんびり見学できました。