名護蘭が咲きました。25年前に沖縄に行った時買ったものです。毎年花を咲かせてくれています。花が開くととてもいい香りがします。
ところで、事件といっても庭でのことですけれどね、朝、新聞を取りにポストまで行こうとしたら、アコーディオン門扉の内側に、私が大事にしていた挿し木苗二年目のオタフク紫陽花の鉢が、ひっくり返って転がっていました。「どーしてひっくりかえったのかしら」と思いながらも、新聞を取る前にすぐシャベルを取りに行き、こぼれた土を鉢に返し、紫陽花を元にもどしたのですが、一つだけ蕾を持ったオタフク紫陽花は、ぐんにゃり曲がったままでした。
このオタフク紫陽花は、江戸時代に作られたという、花びらがくるっとまるまった額紫陽花の仲間の園芸品種のようですが、とっても可愛い紫陽花です。それまで私も、こんな紫陽花知らなかったんですけれど、二年前に、コーラスの練習会場で、沢山切ったオタフク紫陽花をどうぞ貰って下さいと言われ持ち帰ったものでした。小さい15センチくらいしかなかった枝だったのですが、無事根着き、そして今年は蕾がやっと出来たところで楽しみにしていたんです。
レンガ積みの塀の、中腰くらいの高さの角隅に置いておいたのでした。誰の仕業でしょう・・・頭が?になりながらも再生させるべく水を与えたりしました。
(昔からの紫陽花)
買い物に行き、帰って車をガレージに入れようとしたら、ガレージのコンクリートの奥に、散らばったティシュのような紙やサランラツプみたいなビニールがグチャグチャっと散乱していました。車がある時は、車体の下になっていて見えなかったんです。
(挿し木をしたグラスアンデプリッツに花が咲きました)
ハハァーン分かりました。野良猫君の仕業ですね・・・。花壇のオルレアも倒れていましたし。。。そう言えば時々バラの鉢がひっくり返っていることもあったなぁ、と思い出されてきました。もしかしたらあの太った野良君だろうか・・・。野良かどうか分かりませんが、太った猫君が我が家の庭をまるでパトロールでもするかのように、堂々と表から裏へ抜けていくことがありました。私が「こらっ!」と睨むと、ぎょろっと見つめて素早くフェンスの下へ飛び下りるのでした。
(クロッカスローズ)
添え木をしてやったのですが、オタフク紫陽花は一日経ってもまだ曲がったまま起き上がりません。ガンバレっと毎日声かけしなくちゃ・・・(笑)。折れてはいないのが救いですが、「あぁーあ」なことになったオタフク紫陽花でした。