その電話は、家の固定電話にかかってきました。「災害保険のことですが、二年前の台風の災害保険の請求がお宅の地域も入っています。調査請求が・・・」とここまで聞いて、「お宅はどちら様ですか?」と遮って聞きました。最近は固定電話がかかると不要の電話ばかりなので、そっけない応対をする私です。
(レックスベゴニア 茂っているベゴニア、室内で冬越し出来るでしょうか・・・)
相手は「保険総合窓口です」と言いました。しかし、二年前確かに近畿地方、特に京都はひどい台風に襲われましたけれど、今頃?と思うと同時に、これは詐欺電話に違いない!とピンときました。大体向こうから持ち掛けてくるものには、疑ってかからねばなりませんしね､永年の主婦の知恵です(笑)。「結構です、お名前は?」っと私が言うと、最後まで聞かずにガチャンと切れてしまいました。
次の日は、夕方スマホにメールのお知らせが入りました。電話番号でやるsnsメールです。何かと思うと、「本人不在の為荷物を持ち帰りました。確認のため下のURLで確認してください」とあります。師走にも入りお歳暮のシーズン。荷物、と言われると?とは思いましたが、先ず友達に相談してみました。こんなのが来てるんやけど・・・と。
(2015年に挿し木をして育っているパキラ)
すると、速攻友達は「やめとき。削除し・・」と返信してきました。そしてそれは「荷物詐欺」と言う記事を貼り付けてきました。それを読み私もすぐ削除しましたが、夫のスマホも見ると同じようなのが入っていました。不在票が入ってないので、変だとは思いますが、世の中のことに疎い年寄りだと、警戒心が薄いので危ないです。私が削除しておきましたが、怖いですね。
(七福神 増えていきます。)
URLを開くと誘導されて、フィッシング詐欺や乗っ取られたりするらしいです。身近な所にまで詐欺の手が伸びていると思うと、怖いです。楽をして人を騙して金儲けをしようなんて・・・コロナにも、人にも、電話にも、メールにも警戒、警戒。
ちょうど図書館で「ガンディー魂の言葉」という本を借りていました。ガンディーはインドの非暴力、独立の父でしたね。その本からガンディー氏が講演や集会で話された言葉・・・。
人は何度でも立ち上がる
人は何度でも立上がる。立ち上がっては倒れ、立ち上がっては倒れ、その足元はおぼつかないかもしれない。けれども立ち上がったことは、一生忘れることのない、掛けがえのない記憶となる。
運命は自分でつくるもの
運命は私達がつくるものである。いまからでも遅くない。今をどう生きるかで、未来が決まる。
物を捨てれば魂が輝く
あなたの身にまとわりついたものを捨てなさい。持ち物を捨てれば捨てるほど、あなたの魂の表面から所有欲という曇りが消え、その魂は真実の輝きを取り戻す。
お金の文明は病の根源
人々はお金とお金で買える贅沢に惑わされ、その奴隷になっている。もし、このお金が作り出した文明が人類の進歩ならば、私はこう問いたい。何故かつては考えられなかった新しい病気が蔓延して、その治療法を見つけるために多くの医者が働き、病院の数も増すばかりなのかと。かつて私たちの社会は、このような新しい病とは無縁だった。お金のつくる文明の姿がここにある。
不労所得者は「泥棒」
人は食べなければ生きていけない。神は胃袋を満たすための手段として、労働を与えた。そして、自分は働きもせずに他人の労働の果実を食べる者を、「泥棒の暮らしをする者」と呼び、もっとも卑しい存在とした。
ガンディー生誕150年。そういう昔の時代に述べられていたガンディーの言葉が、今も響くのは、人間とは進歩しないものなのでしょうか。ガンディーはインドを支配していた大英帝国と闘いました。非暴力を貫きながら、何度も投獄されています。1947年にインドは独立を果たしイギリスの連邦国家の一つになりました。BSでも映画をやっていましたね。
