先日の長崎旅行、夫が歩けるうちに〜私も歩けるうちに〜という思いもあり、大人になった息子との初の旅行となったわけです。夫は81になりましたし〜。
(クリスマスローズが開きました)
私が60代に入った頃から、あと何回桜を見ることができるのか〜という思いが頭をよぎりました。それでも60代はまだ元気いっぱい、古墳巡りをしたり、海外旅行も行き、活動的に動けました。
しかし、夫も1病を持ってから、老化の波がやってきていますから、それを見ているとなおさら後がない、という思いがしてきます。かろうじて元気な今〜という時間。
誕生日は今ではそんなに嬉しくない日となっています。勿論、その日まで事故にも合わず恙無く来れたことに感謝はありますが、また一つ歳を重ねるのは、ノーサンキューな気持ち(笑)(笑)(笑)。時よ止まれ〜と言いたいですね〜。
(昨年咲いたビオラから取った種を蒔き、1つ目の花が咲きました。夏まで楽しませてくれるはず)
いつの間にかこんな年に〜と自分でもビックリです(笑)。穏やかな暮らしの中でも、後が無い、時間が少ないという思いが消えないこの頃です。
話は変わりますが、京都で暮らしていると、その昔は天皇さんも居られたし、江戸と言っても東海道が発達して往来もまぁ現実に思えます。
しかし、長崎の地、九州の地に居ると、そこから江戸は恐ろしく遠いとこ。参勤交代など、どうやってたんでしょう。
幕末に薩摩や長州など日本の端の方から、江戸幕府や日本のことや世界を見据え、行動を起こした志士達が、今のように情報も早くなかった時によく出来たものだと、そんな思いをしみじみ抱かせられます。
そのおかげで世界に追い付き、何とか現代があるのですから〜。幕末の志士達は、ホントに偉かったと今更ながら思いました。
この年になっても、まだまだ知らないことも多々。未体験のことも多々。好奇心を持って、歩けるうちに、知識も得たりして、残り人生時間が使えたらいいですね〜。