kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

デイサービスひと月〜 

何とかデイサービスを利用してからひと月が経ちました。初め渋々〜最近では少し慣れてきたのかスムーズに。 

 

  

 

でも、時々行く日の朝、何しに行くのか?とか何で行かないとアカン?とか言いますので、私も返します。誰でも行けるとこじゃないのよ、ちゃんと市があなたに来てくださいって言ってくれてるのよ、脳の能力をキープするために行くのよ〜って。これで素直にお迎えの車に乗っていきます。 

 

 

 

そうして家にひとりになった私は、何年も前、夫が働いていた時送り出した後のような、心がフワッと広がる、自由な心持ちになりました。専業主婦だったので、より自由だったからかもしれませんが。 

 

 

 

その頃の専業主婦は、外で働く企業戦士の夫、家のことをすべて任される主婦という立ち位置でずーっと過ごしてきました。家事、子育て、教育、躾、などの合間にできた自由時間は私の時間でした。 

 

家事に影響しないように、子育てに影響しないように趣味を持って過ごしたわけです。 

 

定年になり、夫達が家にいるようになると、その過ごし方は様々のようです。朝、昼は勝手に食べてもらう〜という人もいますし、料理を作り妻が外から帰ってきてもすぐ食べれるようにする男の人もいるし〜。うちの夫は私に任せっきり、私もほっとけない質なので〜。 

 

夫がアルツハイマーになり、全てに世話や声かけをせねばならなくなり、閉塞感でいっぱいの半年でしたが、こうして週に2回でも神経を使わないで済む日が出来たのはありがたいです。

  

 

 

デイサービスから帰ってきた時は、穏やかな明るいニコニコ顔で帰宅するので、私もホッと笑顔で迎えられます。家に居たら退屈なこともあっても、デイでは様々なプログラムが考えられているようで、楽しめているのかもしれません。 

 

もっと大変な方を、家で家族のみで介護している方もいるようです。何故行政の手助けを求めないんでしょうね〜不思議です。私は困ったことなど相談する所が出来たので、それだけでもホッとしました。 

 

終リがいつなのか見えない介護、使命感に燃えて自分がやらねば、と思ってしまうと、初めは出来ますが、介護する方も体力的に低下してきますから、息切れしてきますよね。頑張らない介護、無理をしない介護というのが、お互いにいいような気がします。  

 

それにしても、自分の年齢が信じられません。頭は暗譜出来にくくなるとか、多少ありますが、その年の多さに自分で驚きます。あと何年か後には夫のようになるのか〜とか小さな不安もありながら〜。週末には特定検診とやらをしてくるつもりです。

 

 

 

 

イチヂクでジャムを作りました。イチヂクジャムは美味しいです。この季節、1度は作ります。